勝ち負けではなく、自己ベストを | 本当の自分を生きるシンプル人間学®

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晴れやかに のびやかに しなやかに
純粋に 無邪気に
本当のあなたを生きましょう。


おはようございます。

シンプルエッセンス 講演家の浅妻です。



競争、好きですか?

勝ちたいですか?

1番が好きですか?


「YES」でしょうか?


では、訊き方を変えます。


今、その競争は意味がありますか?

負けることは悪いことですか?

2番3番ではダメですか?


そもそも競争する意味ありますか?



様々な分野があります。

その様々な分野で競争をし合おうと思えば可能です。

しかし、競争し合って1番を取って、どんなメリットがありますか?

また、デメリットはありませんか?


特に

「誰かに勝つ」

という意識、必要ですか?


現実的に考えてみましょうか。


例えば、町のラーメン屋さん。

一番になる基準はあるのでしょうか?

お客さんの好みはそれぞれです。

そのすべての好みに合わせることは可能でしょうか?

細麺が好きな人、太麺が好きな人、

塩味が好きな人、味噌味が好きな人、

あっさりが好きな人、こってりが好きな人、

和風が好きな人、とんこつが好きな人、

様々あり過ぎてすべての要望は応えられませんね。


で、1番でなくて人気店は何をしているか。

うちはこういう味。

この味を磨き上げる。

喜ばれるサービスをとことんする。

うちの味が好みじゃない人は無理に来なくていい、そういうスタンスではないでしょうか?


得意を伸ばす、磨く。

結果、それを喜んでくれる人が来てくれる。


どんなにマスコミに取り上げられて有名になっても、その部分を蔑ろにしていてはお客様は続きません。

現に私もあります。

話題になったラーメン屋さんに行きました。

しかし、私の口には合いません。接客も喜ばしいものではありませんでした。

私の中で「次はないな」と再度行くことはありませんでした。

後にそのお店は閉店しました。


反対に、有名ではないけど地元のファンが通っているお店。

味もいいし、接客も気持ちいい。

昼時は連日満席。

私自身、ラーメン食べるなら「ここ!」でした。


このお店、競争していたと思いますか?

多分してません。

ご主人が美味しいと思う味を創っていただけと思います。



自分にできる最上級を提供する。

それを気に入ってくれた人がファンになる。


車もそう。

トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、様々で

各社が最上級を目指している。

お客さんは気に入ったのを買う。


その結果として、販売台数で1位2位が決まるだけ。

「お客さんに喜んでもらう車を作ろう」であって

「1番売れる車を作ろう」ではないと思うんですよね。


現にあなたも、1番売れている車を買っているわけではないですよね。


結果として、人気になった、1番になった

競争しようとしていない。


長くなりましたが、もう少し・・・


私たちは、学校教育の中で、順位や勝ち負けについて、多くのシーンで「勝ち負け」「上位がいい」を刷り込まれてきました。

いい学校に入るため、いい企業に入るため、と。

もちろん順位が必要なこともあったでしょうが、それがすべてではありません。

社会に出ても勝つことばかりに気を取られていると、大切なことを見過ごしてしまいます。


何が大切か。

そんなことを考える時間も持ってみてください。


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