シンプルエッセンス 講演家の浅妻です。
書きたくなって書きましたが、
長くなりましたので、お時間があるときにお読みください。
私は子どもの頃、大きな病気をしました。
脳幹脳炎と言う命を奪われそうな病気。
意識が朦朧とした中で入院。
40度を上回る熱。そして昏睡。
小児科の教授も「祈りましょう」しか言えなかった、と。
20日間の昏睡後、目覚め。
自発呼吸ができなくなったので、気管切開されましたが。
栄養補給の点滴もされてましたが。
打ち勝ったのは、細胞。
つまり免疫力。
その後、幾つかの後遺症。
辛かったのは、ジストニア症状。
自分でコントロールできないカラダ、手足。
いつ発作が起きるかわからない10代後半の日々。
使ったのは「症状を出にくくする薬」のみ。
ほとんどの場合、
病気そのものを治す薬は存在しない。
25歳を最後に、私のジストニアは症状を見せなくなりましたが、その後も免疫力の低下による、蜂窩織炎や帯状疱疹、掌蹠膿疱症など経験しました。
全て炎症系なのが笑えますが。
2010年6月、父は癌で倒れた。
その2ヶ月後、母はウェゲナー肉芽腫(かなり珍しい難病)で倒れた。
免疫力低下・異常による発症。
癌細胞を消すことができなかった。増殖を止められなかった。
免疫力の異常な働きが原因のウェゲナー。
その瞬間に病気が始まったのではない。
父はかなり長く前から、母も前年には不調が始まっていた。
(父は2011年7月、母は2014年7月に亡くなりました)
それらの経験でわかったことは、
やはり病気は、免疫力の低下(または異常)で起こる、ということ。
つまり、細胞が正常に働いていれば病気にはなりにくい。
病気は自分が生み出している、作り出している。
細胞が正常な働きをしていることが重要。
で、何が言いたいかというと。
病気と闘うではなくて、
免疫力を上げる、下げない意識を、です。
私が長く苦しんだジストニアに対して、私は闘うことをしませんでした。
どこかで、しょーがない と開き直ってました。
そのおかげでと言っては何ですが、外に出ることが恐くて引きこもりもしてました。
どうしようもないのだから、静かに過ごしていました。
本能的に気づいていたんでしょうね。
受け入れて、元に戻るのを待つ、とね。
最初の病気から20年後、30歳近くなってようやく運転免許を取得しました。
地域の友人たちから10年以上も遅れました。
そんな私でも、この4月末には1,000㎞近くの距離を一人で運転して移動できました。
運転に対する免疫力も上がりました(笑)
免疫力を下げる一番の原因は、ストレスです。
自分を苦しめるストレスは、自分の体も蝕みます。
老化による免疫力低下。
(父も母もこの部分が大きかったのだと思っています)
これは仕方のないことですね。
肉体はいつか終わりが来ます。
受け入れましょう。
私自身が生き返ってよかったのかは、私にはわかりません。
誰かが、存在してくれていてよかったと思ってくださったとき、生き返った意味があるのかもしれません。
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