こんにちわ。
晴れやかにのびやかにしなやかに・・・浅妻です
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昨日は、いつもお世話になっている新潟地域若者サポートステーションさまの5周年プレイベントに参加してきました。
サポステの利用者様、保護者の方、支援者の方等が集い(約50名)、利用者(若者)の体験談の発表やグループ討議・発表と、若者の心の内や保護者様の思いを聞きました。
※利用者さんとその保護者の方という親子での参加者様はいらっしゃらなかったようでした。
サポステは、厚生労働省の委託事業であって、若者の就労支援を目的としていますが、利用しているのは『就職先が見つからない』若者ではなく、『一歩が踏み出せない』『自信がない』『心が不安定』『コミュニケーションが苦手』な利用者が大半です。
そしてこの新潟のサポステは全国に多数あるサポステの中で上位となる活動結果を出しているとのことでした。新潟在住のいわゆるニートや引きこもりと言われる若者には頼りになる存在と思いますし、地元の心療内科の先生方などから紹介されてサポステに通うようになった若者も多数いるとのことでした。実際、参加していた利用者の何名かは紹介されて知ったと言っていました。
さて、利用している若者の発表からいくつか心に残った点をお知らせします。
・一旦は会社勤めをしたがコミュニケーションが苦手で苦しくなってやめた。
・なんとか大学は卒業したが、疲れ切って就活のエネルギーが出なかった。
・これまで友達がいなかった。
・人の目を気にしながら生きてきた。
・両親が理解してくれなかった。
・サポステが居場所になった。
・サポステで視野が広がった。
・サポステでコミュニケーションを学べている。
・親・大人・サポステ等、周りの支援の大切さを実感した。
などでした。
保護者さんは・・・
動かない(実際は『動けない』のだと思います)お子さんに焦りを感じているようでした。
なんとか動いてもらいたい、サポステに通ってほしい、就職してもらいたい、というようなお子さんを変えたいという思いを強く感じました。
(この集いで良い方向に向かっている若者を見て一層強くなったのではないかとも感じました)
また、カウンセリングにも通っているが良い結果に繋がらないとも(子育てや親子関係の振り返りを多くさせられるとのこと)。
そして当事者の若者の意見をまとめると
ようやく居場所を見つけた。
たわいない話が出来る場所がある。仲間に出会えた。
視野も広がりつつある。
これまでの固定観念のまずさも気づいてきた。
だから、
焦らせずに「待っていてほしい」と。
もし、一歩を踏み出せないお子さんがいらっしゃいましたら、お近くのサポステをお探しくださいね。
また、若者たちが「居場所を見つけた」というように、心を休めることが出来る居場所がありません。
どうか、どうか、ご家庭がカラダだけに限らず心も休ませることが可能な場所となるようお心掛けください。
よろしくお願いします<m(__)m>
「どうしていいかわからない」ようでしたら、ご相談にのります。遠慮なくお声掛けください。