おはようございます。
心晴れやかに♪家族関係・人間関係改善コーチ 浅妻です
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子どもたちへの教育の目的は、
「生きる力」を着けることだと私は考えています。
親は、その子の一生の世話をすることはできません。
特別なことでもない限り、親は先に亡くなります。
子どもは自分の力で生きていかなければなりません。
たとえ親が多くの財産を残すことが出来たとしても、
それを生かす術を与えられていなければすぐに失くしてしまうでしょう。
その生きる力は
学力だけで得られるものではありません。
学力は、可能性を拡げてはくれますが、
学力のみで「生きる力」がつくものではないのです。
考える力(問題解決能力)と人間性。
これが生きていくために必要不可欠なことではないでしょうか。
一応名の通った大学を出た。
けれど、問題解決能力や人間性が欠如している場合、
立派な会社に就職できたとしても
続けていくことが困難になります。
一度レールを外れると自ら修復が出来なくもなります。
実際とても多くいらっしゃいます。
また、問題解決能力や人間性が育まれていないと、
そのお子さんがお子さんを持った時、
子育てをする場面で非常に苦しみます。
対応がわからない、思い通りにならない等
感情的になって怒鳴り散らす、
育児放棄や虐待へと進む場合も。
もっと切ないのは
自分の感情さえ気づけなくなること。
喜びはもちろん、悲しみや怒りも感じなくなること。
何を食べてもおいしくない
何を見てもうれしくない
何をやっても楽しくない
やりたいことの発想もない
だから生きる意欲もなくなる
感情が無いわけではないんです。
キャッチできなくなっているんです。
「余計なこと考えていないで勉強しろ」と、
問題を解くことばかりに集中させられたこと、
評価されることに神経をすり減らしてきた結果だと思います。
感情が発生しても対応を知らない、対応出来ない、だから無視する。
それらが習慣化されてキャッチしない、キャッチできなくなる。
意見や考えで悪い評価されたくない。
失敗が怖い。
訊いても「ありません」「わかりません」としか言えない。言わない。
失敗したくないから行動も起こさない。
考えも言えない。
いい生活のための いい会社に入るための いい大学に入るための
いい高校に入るための いい中学に入るための いい小学校に入るための
いい幼稚園に入るための いい幼児教育・・・
疲れ果てると思えませんか?
私なら・・・ほんとに「何のために生きてるんだろう?」と
意欲無くなってしまいます。
いい会社に入れば幸せな生活が出来るなんていう時代は終わりました。
倒産もします。
給料も下がります。
(大阪の市営バスの運転手給与を、年収で4割減にするとのニュースも
つい最近ありましたよね。
公務員のボーナスもいずれなくなるだろうと聞いたことがあります)
どのような状況になっても、生きていく力をつけてあげる、
それぞれの個性を伸ばしてあげる、
そういう教育をしてあげることが
親やおとながすべきことじゃないでしょうか。
どうか、伸び伸びと、たくましい子どもたちでいっぱいの
日本になりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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