ついさっき、このような記事を見つけました。

城崎温泉、案内板表記は日本語・英語のみ。中国語・韓国語など徹底排除した結果→観光客激増

どうやら城崎温泉では、案内表記に韓国語や中国語を表記せず、あえて日本語と英語のみ表記している模様。

この記事の一部を下に引用します。

城崎では、日本語やたどたどしい英語でのコミュニケーションが楽しみと言ってくれる外国人観光客も多いので、日本語か英語で対応するようにしています。外国人にわかりやすくしすぎて、風情が損なわれないようにという考えです。無料Wi-Fiを整備しているのは、SNSで、すぐに城崎の美しさを共有してもらいたいからです

城崎温泉のある兵庫県豊岡市の環境経済部大交流課の谷口雄彦課長がこのように言っているようですが、この部分を読んでいて、パチンコ店において各台計数機、通称パーソナルシステムをあえて導入せずにドル箱方式としているホールを彷彿とさせられました。

「ドル箱(玉箱)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

こちらの記事からも一部を引用します。

「ドル箱を積み上げている客が多い=このホールは出る」といったアピール力は失うため、店舗の中には各台計数システムをあえて使わず、ドル箱を積み上げるシステムを継続しているホールも存在します。

私が先ほど彷彿とさせられたと言ったのがまさにこれ。

えっ、多言語表記と各台計数機に何の関係があるかって?

多言語表記も各台計数機も、どちらも現地人の負担を軽減する為に実施、導入されている施策なんですよ。

海外旅行において、たまにいるのが「海外で自国語を見ると旅行感が無くなる。現地人に問い合わせたりするのが海外旅行の醍醐味だ。」という人。

しかし、外国人が現地人に道などの問い合わせをするというのは、道を尋ねたりする外国人が増えて、地元民たちが道案内などに時間を取られて仕事などに支障が出る可能性がありますから、現地人にとっては手間であり負担なのです。

需要が大きい外国語を表記すれば、現地人の手間や負担が軽減され、他のことに費やす時間を増やせるのです。

パチンコも同じで、たまにいるのが「各台計数機だとパチンコらしさが無くなる。ドル箱を積み上げるのがパチンコの醍醐味だ。」という人。

しかし、ドル箱を積み上げるスタイルというのは、ドル箱という鉄の塊を持ち運んだり、店員にジェット機に出玉を流してもらう必要があり、店員がお客さんの出玉をジェット機に流すことに時間を取られて別の仕事に支障が出る可能性がありますから、店員にとっては手間であり負担なのです。

ドル箱をやめて各台計数機に移行すれば、店員の手間や負担が軽減され、他のことに費やす時間を増やせるのです。

 

このことから、あえて韓中表記をやらない街は、あえて各台計数機を導入しないパチンコ店に喩えられるのです。