今年で10周年を迎えた「魔法少女まどか☆マギカ」、略して「まどマギ」。

以前の記事でも書いた通り、私がこのまどマギを初めて知ったのが意外にも去年2020年7月の話だったうえ、初視聴したのが2020年9月と、私はまどマギ10周年間近に初めてその存在を知ったんです。

私は今までこの事をネガティブにしか捉えていませんでした。

しかし、ポジティブに捉えられる部分もあることが分かりました。

今回はそれを書いていきます。

 

1.ClariSの顔出しが最近だった

まどマギのオープニング曲は、ClariS(クラリス)という女性2人組の音楽ユニットが歌うコネクトです。

ClariSはコネクトのみならず、映画のまどマギのオープニング曲として、ルミナスやカラフルも歌っていました。

そんなClariSですが、彼女たちは2010年10月の結成以来長年にわたって顔出しNG、覆面での活動を貫いてきていました。

メンバーは当初はクララとアリスでしたが、アリスが2014年6月を以て学業専念を理由に脱退し、同年11月にカレンが加入し、現在に至ります。クララからすれば、アリスと活動した期間よりもカレンと活動した期間の方が長くなっているわけですが…

そして2017年には、ライブでは素顔を公開するようになりましたが、相変わらず公の場やCDのジャケットなどでは仮面を着けた状態でした。

そして時は流れて2020年1月、アニメマギレコにおいてエンディング曲のアリシアを歌いました。

そして同年10月20日、ClariSの10周年を記念して開催された配信ライブにおいて仮面を外し、彼女たちはようやく公の場に素顔を公開しました。

つまり、まどマギが10周年を迎える3か月前に初めてClariSは顔出しをしたわけです。

なんと、ClariSが完全な形で顔出ししたのは私がまどマギを初めて知った3か月後、私がまどマギを初視聴した翌月の出来事だったのです!!

 

2.叛逆の物語上映からそれの続編発表まで7年半もかかった

2013年10月、まどマギの映画として叛逆の物語が上映されましたが、そこから長い間続編が発表されることはなく、まどマギの古くからのファンの方々は2013年10月の叛逆の物語から長年の間もやもやとした気持ちを抱きながら過ごしていたようですが、7年半後の2021年4月にようやく続編となるワルプルギスの廻天の制作が発表されました。

私が2020年9月頃にまどマギに興味を持ち始めた頃、映画などによるブームから7年も経って初めてまどマギを知った自分に悔しい思いをしていましたが、それが転じて新作映画の発表まで7か月しか待たずに済んだのです。

 

3.アニメマギレコの続きの発表待ちした時間を短縮できた

2020年1月~3月、マギアレコード、略してマギレコのアニメが放送されていました。

このアニメは、2017年8月にリリースされたスマートフォンゲーム、マギレコのストーリーをアニメ化したものです。

全部で13話まであるうち、マミさやか杏子は登場しましたが、まどかほむらが登場することはありませんでした。

13話放送終了後、マギレコの2期の制作が発表されましたが、この発表から1年以上先の2021年6月、ようやく2期の放送開始が告知されたのです。

この間、古参のファンの方々の多くはまどかとほむらの出番が無かったことに落胆しながら過ごしていたようです。

しかし、前項でも触れた通り、私がまどマギに興味を抱き始めたのがこの年の9月でしたから、マギレコ2期放送開始の発表まで待たされた時間が半年も短縮されたのです。

そして、2021年8月~9月に2期となるマギレコ覚醒前夜が放送されました。

2期では流石にまどかとほむらが登場してくれるだろうと細やかな期待を抱きながら放送開始を待ってみれば、1期で登場することのなかったまどかとほむらが意外にも1話からいきなり登場してくれたのです!

まどマギはもうオワコンなのかと不安に思っていた私でしたが、10年前に置いて行かれていると思っていた私を温かく出迎えたかのようなサプライズでした。

これが、私が初めてリアルタイムで視聴したまどマギ関連のアニメ作品ということになるのです。

 

以上が私が考え出してみた内容で、今までネガティブにしか捉えていなかったことも、冷静に考えてみればポジティブに考えていい要素が出てくるかもしれないということに気が付きました。