今日の宇宙画像は、もはや誕生していないと思われていた巨大な銀河の赤ちゃんの発見です。
 ひとつふたつならば、観測の誤差ともなるでしょうが、30を越す発見は、宇宙論の見直しにつながります。
 さて、宇宙がまだ、銀河を誕生し続けているとするならば、老いた銀河の終焉も有って当然です。
 しかし、いまのところ、銀河同士の衝突による終焉と生まれ変わりの観測例はあっても、単独で終焉し消滅しかけている銀河の観測報告がありません。
 宇宙の物質に増減は無いという前提ならば、終焉なき誕生は有り得ません。
 新たなる宇宙論の課題は、銀河の単独終焉模様観測となりそうですね。


* 巨大な若い銀河を近くの世界で見つけたガレックス


2005-06-10-0


 天文学者は、銀河進化探検家で高感度紫外線探知器を使って、100億年以上も前の非常に若々しい銀河のようである明るい小型の3ダースの銀河を発掘しました。
 これらの新しい銀河は、私たちに比較的近くて、20億光年から40億光年までの範囲に位置します。
 それらの銀河は、1億才から10億才の間と同じくらい若いかもしれません。
 翻って、私たちの天の川銀河は、およそ100億才です。
 最近の発見は、私たちの老化宇宙が、若人でとても賑やかなことを示唆します。
 それはまた、私たちの宇宙の初期、その幼少の時代に、私たちの銀河がたぶんそのように見えたようなクローズアップの一見を天文学者に提供します。
 新しい発見は、紫外線の明るい銀河と呼ばれているタイプです。
 銀河進化エクスプローラが、その非常に高感度紫外線探知器で空の大きい部分を調べた後で、それらの銀河が発見されました。


 老化宇宙は、まだ巨大な銀河を生んでいるかもしれません。

 NASAの銀河進化エクスプローラ(GALE X、ガレックス)は、私たちの宇宙の片隅で、巨大な「赤ちゃん」銀河と思われる銀河を発見しました。
 この発見以前に天文学者は、宇宙の出生率が格段に減少し、小さい銀河だけがまだ誕生していると思っていました。


 これまでは、本当に大規模な若い銀河が、過ぎ去った永遠の過去にあって、ほとんどの銀河は、私たちの天の川のような年老いた熟年や老年期に入ったと思っていました。
 これらの巨大な赤ちゃん銀河が、本当に新しく誕生しているならば、これは、宇宙の一部分が、まだ銀河出生の温床であることを意味します。


 今回、ガレックスが発見した明るい小型の3ダースの若い銀河は、非常に幼い100億年以上も前の今の天の川銀河のような巨大な銀河に似ていました。

 これらの新しい銀河は、私たちに比較的近くて、20億光年から40億光年までの距離範囲内にあります。
 現在、私たちは、これまでより非常に多くの詳細で、私たちの天の川のような銀河の祖先を大いに研究することができます。
 それは、遥か過去の時代の生きた化石を正に、私たち自身の裏庭で見つけることに似ています。


 このタイプの銀河が消えたと思われていたけれども、実のところ、巨大な生れたての銀河は、宇宙で元気に生きていたことになります。
 新しい発見は、紫外線の明るい銀河と呼ばれているタイプで、ガレックスが、その非常に高感度の紫外線探知器で、空の広い部分を調べた後で、これらの銀河が発見されました。
 若い星々が、大部分の光を紫外線波長に包み込んでいるように、若い銀河は、石の野原にダイヤモンドのような宇宙船として現れます。


 天文学者は、以前にこれらの稀な宝石を採掘したけれども、十分に大きくスライスした空を調査できなかったので、これらの銀河を取り逃がしていました。
 ガレックスは、これらの数ダースの紫外線の明るい銀河を見つける前に、何千もの銀河を眺めていました。
 新発見の銀河は、紫外線波長で天の川銀河よりも、およそ10倍明るいです。


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