今日の宇宙画像は、2005年1月1日号の今日の地球画像でご案内した史上最大の激突前夜その後です。
 予想は外れるもののようで、2004年12月24日のクリスマス・イブに激突を演舞するはずであった南極ロス海の巨大な氷山と氷舌は、見事に期待を裏切りました。
 しかし、NASAはしつこく観察を続けていました。
 惑星テラ見聞録では、NASAのしつこさを見習って1月1日から1月21日までの全貌を隠すことなく披露することにしました。
 まっ、早い話が、宇宙画像の手抜きバージョンその2でござります。
 いよいよ、史上最大の巨大な氷塊の決戦です。
 両者、数キロメートルに迫って、カウントダウンも確定といえるでしょう。
 NHKと朝日新聞の醜いマスコミ・コップの中の争いよりも、惑星テラ規模の決闘を心ゆくまでご覧ください。
 テラは、とことん記録し続けます。

* マクマード湾で海氷を壊す



Credit : NASA, MODIS/RRT,GSFC

 マクマード湾の海氷は、南半球の春と夏の最初の期間を通じて固体の塊りのままだった後で、2005年1月に終にバラバラになり始めました。
 厚い氷は、毎年、南極大陸の非常に冷たい冬の間に水面で凍ってマクマード湾を通過し、夏の間に割れてロス海での漂流を繰り返します。
 11月初めの晩春までに、氷の道筋は、案の定湾から押し流されました。
 今年、その経過は、巨大なB-15A氷山による崩壊でした。
 長さで129キロメートルを上回るロングアイランドの大きさの氷山は、通常の湾を掃除する流れを妨げました。
 先の1月の最初の週と同じくらい湾の氷は、無傷のままでした。

 1月の初めに、温度が上がり、強力な嵐が南極大陸一面に進みました。
 必需品をアメリカのマクマード・ステーションとニュージーランドのスコット基地へ運ぶ予定の飛行は、マクマード湾の近くの激しい天気のために遅れました。
 強風は、海をかき回して、暖かい温度と一緒に、氷の崩壊に貢献したかもしれません。
 1月13日に雲が遠ざかり晴れたとき、NASAのテラ衛星に搭載してある中程度の解像度イメージング分光放射計(MODIS)は、以前に固い氷が厚い一切れになるまで壊されたことを明らかにしました。

 岸(左)と広い海(右)の間の水の凍った広がりは、ペンギンにとって広い海と食物に達するためにとても遠い距離を進まなければならず重要な問題でした。
 成鳥のペンギンが、多分、自身の食を得るために移動することができたかも知れませんが、成鳥が帰りの移動で遠くなった距離のため、自身の雛に持ってきた大部分の食物を消費することになるだろうと、科学者は心配しました。
 破壊氷がペンギンの移動を短くして安心を与えるかもしれない一方、変化する状況がペンギンの雛を飢餓から救うかどうかは明らかではありません。

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