これを育てる
絵を描くということは、育てるようなものだと思う。
こうなって欲しいという願いを込めて、一筆一筆描き込む。
今回は、AAAの中から一枚を取り上げて、形になるまでを記録しておきます
合計17枚
そんな面倒くさいことを、
面倒くさがり屋がやろうという
矛盾を乗り越えるくらい、
この一連のシーンの智くんが
好きすぎた
智愛はそんなことを乗り越えちゃうんだなぁ。
とは言え、沢山描くので、やはり面倒くさい。
なので、背景は塗らない。
松潤もいてくれたけど、智くんだけを描くことに。
智くんの筋肉を描く💙
そこを明確に決めた後は、案外気楽に(のめり込んで)描けました、
でもね、このアウトラインを描くまでがやっぱり大変!
絵と同サイズの写真で、ポイント、ポイントでアタリを付けます。
体重がどこにちゃんとかかっているのか、骨のつながり具合と筋肉の形とか、お尻の筋肉など、この瞬間にどんな形と配置になっているのか
ジロジロ眺め回して←観察の神様✨✨ぼーん隊長の精神で💕
ライト🔦が当たるハイライト部分から色付け。
肩甲骨辺りから骨格の🩻形を探り出し、体の厚みを感じながら陰を付けました。
このバスタオルを振り上げる動きが取れる骨組みや筋肉になってるかどうか…
力強く振り上げる筋肉と、勢いを支え、
反動にクッと耐える腰。
そうすると、足にも力が入る!
脹脛の張りも感じながら、踵辺りも少し力が入ってる感じがして、そんなアキレス腱にワクワクしちゃう
ねっ!この辺りは全体が緩くて無防備
チョンと、背中を突っついてみたくもなる。
さて。
シャキーン!!
胸筋を開いた背中はカッコいい
この右手の振り上げに耐えうる重心を、この臀部の筋肉が支えて、足先にまでその力を伝えているかのような。
バスタオルをしっかり描き込み、全体の調子を整える。
はい、完成!
下描きから育ったかな?
はいっ、こんな感じで17枚ほど描きました!
そうそう。
海パンのシワは、シワというより
下に隠れている筋肉
を意識して描きました
描いていて感じたのは、智くんには動きに必要な筋肉が、いつでも動けるようにスタンバイされていて、無駄なものが付いていない。
🔛のSwitchが入った途端に瞬時に可動する、すぐれものなのに、スッとOFFに切り替わる素早さ
vs嵐のクリフクライムで、あの壁をするりするりとよじ登っていましたよね?
あの身軽さは、必要な筋肉が付いているけど、必要以上に付けてないから、無駄な重い筋肉がないからなんだよねー!
そんなことも思いながら描いてました
というわけで、長くなりましたが、
鉛筆描きから動ける筋肉になるよう
私なりに育ててみました。
では、また