夏が好きだといって

夏だけを好むのではいけません。

冬のような何かがなければならないのです。

また秋のような冷静な面だけが

あるのではいけません。

春のような暖かいものもなければなりません。

両面を持たなければならないのです。

自然を抱いて

春夏秋冬を抱いて

生きていかなければなりません。

人に対しても同じです。

互いが違うことを理解し

互いを広く大きく抱いて

理解しなければなりません。

そのような家庭には

天の慈悲と愛が宿らざるを得ません。

そのような懐で育ち生を営む限り

すべての自然界が歓迎する立場に立つのです。

その人はどこに行っても

自然と衝突せず

自然を抱いて生きる人

宇宙を抱いて生きる人になるのです…。

(R.ムーンの言葉より)