こんにちは。

 

 

昨日のブログに最近のちょっとした楽しみとして

 

「図書館から本を借りて読むこと」という記事をかきました。

 

 

今読んでいるのが「転んでもただでは起きるな!」

 

安藤百福発明記念館から出ている、定本・安藤百福

 

という書籍です。

 

 

 

今、NHKの朝ドラ「まんぷく」のモデルになっている

 

日清食品の創業者、安藤百福さんと妻、仁子さん。

 

 

 

本を借りてまだ二日目。

 

往復の電車の中で読んでいるので進み具合は

 

遅いのですが、世界で初めてのチキンラーメンが

 

完成するまでの様子が具体的で読んでいて

 

実に面白いのです。

 

 

 

今でこそオートメーション化していますが

 

昭和33年当時は全てが手作業で、しかも家族総出で

 

作業に当たったとの事。

 

まだ遊びたい盛りの子供たちも手伝い、出来たものを

 

セロハンの袋に詰めたり、足踏みシーラーで

 

袋を閉じたり、その電熱部に触れてやけどをしたことも

 

しょっちゅうあったそうです。

 

 

「家の中はまるで戦場だった」

 

 

 

無から有を生み出すという事は

 

繰り返し繰り返し試してみて

 

飽きずに挑戦することだと、本を読んでいて思いました。

 

 

 

ラーメンがやっと完成。

 

「お湯をかけて2分で出来上がるラーメンですよ」と

 

言ってもお客は半信半疑。

 

しかも食品問屋の反応は冷たい。

 

 

 

初めての事と言うのはいつの時代も

 

抵抗があるようです。

 

 

その一方、信じてあきらめずに取り組んでいれば

 

認めてくれる人も必ず現れるものです。

 

 

 

その年の8月、大阪市中央卸売市場でチキンラーメンが

 

初めて販売商品となったのです。

 

やがて、需要に追いつかないほどの爆発的な

 

人気となりました。

 

 

 

この時、安藤さん48歳。

 

「遅い出発ですね」との言葉にも

 

「人生に遅すぎるという事はない。50歳でも60歳からでも

 

新しい出発はある」と返したと言います。

 

 

 

「振り返ると、私の人生は波乱の連続だった。

 

両親の顔も知らず、独立独歩で生きてきた。(中略)

 

七転び八起き、浮き沈みの激しい人生だった。(中略)

 

何度も失意の底に突き落とされた。しかし

 

そうした苦しい経験が、いざという時に

 

常識を超える力を発揮させてくれた。

 

即席めんの発明にたどり着くには、やはり

 

48年間が必要だった」

 

とあります。

 

 

 

 

 

本を読んでいて、この言葉にぐっときました。

 

確かに人生、いいことばかりではなく

 

辛いこと、理不尽な事、腹が立つこと等

 

次々に起こるものです。

 

でも、良くなると信じ

 

めげずにひたすら目的に向かって進んでいけば

 

又、一筋の光も見えてきます。

 

それまでの苦しい経験が、大きな力となって

 

壁を破ることが出来るのです。

 

 

 

後になって思えば

 

苦しい体験は人を強くします。

 

言ってみれば試練は学びとも言えます。

 

 

 

試練を乗り越えるたびに知恵が働くようになり

 

心も強くなります。

 

 

人生無駄なことは何一つなく

 

たとへ遠回りしたとしても、それすら力になるのです。

 

 

 

 

まだ読み始めて半分もいっていませんが

 

何故か元気が出てきます。

 

「転んでもただでは起きるな

 

そこらへんの土でも拾ってこい」を地でいった安藤百福氏。

 

すさまじい執念と集中力はまだまだ続きそうです。

 

 

 

転びっぱなしではなく、何かを掴む

 

そう思ったら悩んでいる暇はなさそうです。

 

 

 

 

 

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