期間限定で1セッション5千円での実施をしています。この機会に是非お申し込みください。会場:東京都内、山梨県甲府市内(申し込みいただいた方には詳細をお知らせします)出張セッション、スカイプセッション:あり連絡先:universal951753@gmail.com
映画「リーディングにかける想い」白鳥先生は声優であり俳優であり映画監督です。今回はエドガー・ケイシーのリーディングについての映画作品を作られたそうで、そこにかける想いを語ってくださいました。過去に「祈り」という映画作品を制作しておられ、祈りがDNAに与える影響を科学的に検証され、祈りを捧げる人たちの周波数がその場を整えるという解釈をされたそうです。とっても興味深いお話しだと思います。また、言語の構文がDNAに影響を与えているというお話しも大変面白かったです。確かに、いろんな方が言霊について述べています。言葉は言った瞬間に世界を作っているものなのだそうです。やはり「はじめに言葉ありき」ということなのだそうです。般若心境が現実を変えることもあるそうです。エドガー・ケイシーについては、その類い稀なリーディング能力を使って病気の人を治したことについて語られました。そのお話しの中で、ケイシーの育った環境や生い立ちがリーディング能力を獲得するのに重要であったという結論が興味深かったです。「魂の教育」という映画作品では右脳のイメージ記憶について語られました。「5分間暗示法」というまどろみの時間に肯定的なことばをかけるという試みに成功したお話しも興味深かったです。ケイシーが実際に行ったリーディングを速記した記録は宝です。なぜなら、難病さえも直してしまうリーディングの記録を数多く残しているからです。現在の医学では治らない様々な病気を直してしまっているのです。腸に注目したのも個人的にはかなり納得できます。また、ご自身が脳腫瘍を治したお話しは、これだけで一冊の本にしていただきたいくらい、もっと知りたい内容でした。簡単に言うと意識、全て善と捉えて受け入れる、許す、手放すの繰り返しだそうです。また、白鳥先生もおっしゃっていました。「皆つながっている」。やはり皆つながっているのです。白鳥先生の映画は必ず観たいです。とても濃い30分間でした。
萩原先生の著書はどれも素晴らしく、私は萩原先生の講演を聞きたいと思ってこの会に参加したのでした。萩原先生は長年医師として患者と関わる中で、効率化し過ぎた医療に疑問を感じ、患者を一人の人間としてリスペクトして関わるというところに落ち着いたそうです。そして代替医療として催眠療法を実施していらっしゃいます。「人々はもうすでに自分がかけた催眠、例えば~しなければならない、という催眠に入っているため、催眠をかけることはそれを解くこと」とおっしゃっており、なるほどと納得できました。そしてやはり「全ては完璧である、皆つながっている」とおっしゃるのです。集合的無意識も興味深い分野です。「病気が治れば良い、治らなければダメというのも違う」とおっしゃいます。確かに、この世は正しいか間違っているかだけで判断できないですね。「患者は治る力と治らない力の両方を持っている」これも含蓄のあるお言葉だと思います。判断しない、重く考えない、軽く考える、わからなくても良い。どの言葉も、生きることに辛さを感じたときに考えたい言葉です。
2人目は池川明先生でした。池川先生も医師でありながら、とても不思議な楽しいお話しを聞かせてくださいました。タイトルは「胎内記憶と輪廻転生」、どちらもかなり興味のあるテーマです。まずは魂の重さについて。あるベッドメーカーが睡眠中の体重分圧についての研究をしていたら、熟睡中に大人は150g体重が減ることが分かったそうです。赤ちゃんの場合は50g体重が減るそうです。そしてこの減った分が魂の重さらしいです。熟睡中は魂が抜けているということなのでしょうかね。そして、池川先生の解釈がおもしろいところは、大人ー赤ちゃんは100g。この100gは必要なゴミであるというのです。生まれて生きて行くというのはゴミをつけていることであり、ゴミがついていないとピュア過ぎて生き辛いそうです。人生には重りが必要なのだそうです。重りをつけるのに最適なのは夫婦の関係だそうです。おもしろい解釈です。また、輪廻と転生を分ける解釈も興味深かったです。輪廻コースは地球に生まれ変わるが、転生コースは宇宙に行く、解脱するという解釈らしいです。解脱の仕方というのも大変おもしろいお話しでした。解脱しようとすればできるものなのかもしれないと思わされました。死後の世界についても、三途の河を渡らないパターンが別のゴールに通じるという解釈が楽しかったです。他にも楽しい話がたくさんありました。全ての魂は繋がっている、違いはあっても一緒、違いを認めるところに価値がある。家庭平和が世界平和をもたらす。なるほど、そのとおりかも知れません。また、前世療法や退行催眠をしたときに出てくる記憶は必要があって他人の記憶を借りている可能性があるというお話しも興味深かったです。たった30分のお話しでしたが、まだまだ聞いていたい内容でした。
帯津先生は医師でありながら、西洋医学の「病気」のみを診るというあり方に疑問を持ったところから人全体を診るというホリスティック医学の可能性を探求されているようです。臓器で診るのではなく人で診るのがホリスティックなのだそうです。また、ご自身の友人で「生と死を統合した」方についてのお話しがとても興味深かったです。死を達観した方は死への準備を日々しているからこそ、いざ死に至る病になっても動じることがなく、ただただ受け入れるということができるのでしょう。また、そういう死に方をするためには認知症になってしまっては思い通りにならないと思われ、認知症予防はガン予防に似ているということも発見されたそうです。楽しみながら老化にさからうというのが良いですね。そして認知症やガンにならないための究極の方法、これには思わず納得してしまいました。詳細は記しませんが、楽しいことやときめきが免疫力を高めるのには間違いないでしょう。歓喜と創造が来世への備えであるという言葉と、それにまつわるエピソードも深いものがあると感じました。
8月12日、日比谷図書文化館で行われた覚醒医療ネットワーク第2回シンポジウムに参加してきました。この会に参加するのは初めてでした。私が一番最初にヒプノセラピーを体験させていただいた加賀医知先生が会員であり、HPをチェックしていたために知ったのです。日本のホリスティック医療・代替医療の先駆者である先生たちが一堂に会するこの機会に参加できて、素晴らしい体験をしてきました。数回に分けてレポートしようと思います。まずは内容ではありませんが、私の恩師とも言えるヒプノセラピストの加賀医知先生と再会できたことがとても嬉しかったです。会場にいらっしゃるとは思っていましたが、昼休みに行ったレストランで隣合わせとなって再会というシチュエーションにはやはり必然めいたものを感じてしまいました。そして、私が加賀先生のセッションを受けてからすでに4ヶ月以上経過しているのに私のセッションの内容まで記憶していてくださり、大感激でした。プロとは自分のした仕事に責任を持つ人のことだと思います。その点、加賀先生はプロ中のプロだと再確認させられました。ヒプノセラピーを受けて自分がするべきことを確認できたこと、確認できたことに向かってもうすぐに人生の転換期に突入することなど、近況報告させていただきました。午前の部の話の中でも「加賀先生ならたぶん少し違う意見だろうな」とか思いながら聞いていた部分があって、その点も確認できました。昼休みを目一杯使わせていただき、申し訳ないと思いつつも話は止まらず、結局昼の部が開始するぎりぎりまでお話しをさせていただきました。加賀先生はセッションだけでなく、お話しをするだけでも刺激になるのです。私もそうありたいものです。スピリチュアルな話を気兼ねなくできるということは私にとって大切なことです。 次回から差し障りのない範囲内でレポートしていきたいと思います。
A12.私自身の体験からいうと、効果は必ず現れます。ただし、ヒプノセラピーは奇跡を起こす訳ではありません。セラピーを受けて気付きを得ることはできますが、その先はご自身の潜在意識の力を信じてご自身で道を切り開いていくしかないのです。気付きを得てその時は覚醒したつもりになっても、時間が経てば忘れていくのが人間です。気付きを得た経験を生かしていくのはご自身なのです。また、ヒプノセラピーを受けた体験を自分の中で繰り返し味わうことによって、さらなる気付きを得ることができます。ご自分が受けたヒプノセラピーを録音して聞き返すのがお勧めです。時に、「自分からこんな発言が出てくるのか」と驚くようなこともあります。「守護霊」・「神様」・「天使」その他好きな呼び方で良いのですが、そのような存在が語ったのではないかと後で思うようなこともあります。その時はよくわからなくても、「ああ、そうだったのか!」と気が付くことがあります。この気付きを生かすことが効果につながります。
A11.どちらも体験すると死を恐れなくなるという意味で共通しているようです。臨死体験については多くの書物が出ています。臨死体験をすると人生に深い関心を持つようになり、愛情深くなり人生の目的がはっきりすることが多いようです。だからと言ってこのような感覚に至るために臨死体験をする必要はなく、過去世退行をすれば同様の効果が現れます。いずれにしても魂は死なないそして死後の世界(中間世)がある過去に私たちは何度も生まれて死ぬ経験を繰り返しているなどのことを体験できるという点では似たようなところがあります。 このような体験をすると人生観が変わります。死への恐怖感が薄くなり、人生そして生きていることが素晴らしいことであるということがわかるようになります。今を大切に生きるということが貴重な学びなのです。
A10.どちらも試してみることをお勧めします。事前の面談で言ってくだされば、施術中に切り替えることも可能です。今世での年齢退行療法で十分に癒される方ももちろんいます。今世を癒しただけでは足りない方は前世療法をやってみれば良いと思います。過去から持ち越してきているトラウマやカルマがあっても、必ずしも前世まで遡る必要がない方もいます。ちなみに私自身は今までに年齢退行療法も前世療法もかなりの回数を受けましたが、双方から毎回新たな気付きを得られています。どちらも、過去に起きたトラウマを意識化することで根本原因を明らかにすることではじめて癒されるという意味では通じるものがあります。
A9.①ご自身または他人に対して危害を与える恐れがある場合言うまでもないと思いますが、攻撃的な方や、衝動的な方は催眠に入れる状態とはかけ離れています。②非常に強い抑圧状態やトラウマを抱えている場合通常の抑圧状態やトラウマを抱えている状態であれば大丈夫ですが、今現在DVを受けている真っ只中であったりすると、癒すどころの問題ではありません。ただちに専門の機関に相談することをお勧めします。③生命に関わる病気を患っている場合ヒプノセラピーは医療行為ではありません。しかし代替医療として恐怖や不安を取り除くことはできますし、痛みを軽減することもできますので、目的がそちらであることが明確である場合には対象になると思われます。④精神疾患や神経障害を患っている場合これらの場合にはより専門の医療機関にかかることをお勧めします。ヒプノセラピーは痛みのコントロールや癒しに効果的ですが、医療行為ではありません。従って治療を行うことはできません。現在治療中の病気がある方は主治医に相談願います。⑤薬物中毒、アルコール中毒、酩酊状態こういった精神状態では催眠に入れません。薬物中毒、アルコール中毒については離脱期であれば施術可能です。⑥他人任せ、依存の状態自己治癒力を高めるのがヒプノセラピーです。なりたい自分になるための力は自分の中に必ずあります。自分は何もせずに、奇跡が起きるのを待ちたい方にはお勧めしません。その他、面談させていただいた中で効果が見込めないと判断した場合には他のセラピストを紹介させていただく場合もあります。
A8.現在起きている問題の原因は幼少期に受けたトラウマが原因であることが多いです。幼少期に受けたトラウマを思い出し、再体験し、浄化することによって癒しが起こります。しかし、このようなトラウマは幼少期よりずっと以前、つまり胎児のときや、もしくは今世よりも以前に魂が受けたトラウマである可能性があります。その場合は過去世(何百年、何千年前のこともあります)までさかのぼってトラウマを思い出し、再体験し、浄化することによって癒しが起こるのです。また、「知っていること」と「腑に落ちていること」は全く意味が違います。トラウマを再体験すること、「ああ、そうだったのか!」という気付きを得ることが悩みやストレスの解消に有効なのです。
A7.催眠状態とは意識がある一点に集中ししかもリラックスしている状態のことです。 特別でも不思議でもない状態でありほとんどの方は毎日催眠状態を経験しています。睡眠の前後の半分寝ているような状態が催眠状態に近いと言われています。面白い本、テレビ、映画に夢中になっている状態も一種の催眠状態です。自分では気がつかないうちに催眠にかかった状態になるものなのです。ヒプノセラピーを受けた後で「自分は催眠状態に入れていたかどうかわからない」という感想がよく聞かれますが、自覚しないうちに催眠に入っていることがほとんどです。ですから、ヒプノセラピーのセッションを受けている最中でも、意見を述べたり、批判したりできますし、言いたくないことは言わないでいることもできます。決して操られたりはしません。
A6.前世・中間世・輪廻転生が本当かどうかは証明できません。しかし、この世は目に見えるものだけが全てではないはずです。誰でも強い祈りが通じたことや、奇跡的なこと、偶然とは思えない巡り合わせを経験したことはあるでしょう。それに、前世療法の効果が認められているからこそ、欧米では根拠のある治療法として認められているのです。日本では残念ながらまだ一般的には認められていませんが、スピリチュアルなイメージより治療的なイメージのほうが強くなってくる時代がやってくると信じています。科学者は論理的に証明したがります。でも自然や宇宙のことについて、科学で証明できていることがどれくらいあるでしょうか?証明できなくても効果があるものは利用すべきだと思いませんか?実際にヒプノセラピーを体験して人生を動かした私は、この先ヒプノセラピーの効果が科学的に証明されなくても信じ続けます。体験した方が身近にいたらぜひ聞いてみてください。同様のことを言うに違いないです。もちろんご自分が体験するのが一番良いのは言うまでもありません。
A5.催眠状態で体験する過去世は自分の想像で作り上げたものなのではないか?という疑問もよく聞かれます。実際に過去世の記憶が正しいのかどうかの照明は科学的には困難です。もちろん、年代や名前がしっかりと把握できていて、歴史上に記録さえあれば事実だとの証明をすることはできるでしょう。実際にその方法で過去世が事実であると証明できた例もあるようです。真実かどうかの確認を研究対象としている科学者もいるようです。しかし、セラピーの中で必要なことは「事実だったかどうか」ではありません。その時に体験したイメージには必ず意味があります。そのイメージ中に、その時に気付くべきことが象徴的に現れるのです。その意味では、自分で作り上げたものであっても、また大きく間違っていたとしても問題はありません。セラピーの効果には全く支障ありませんので安心してください。また、過去世があると信じても信じなくても、結果は変わりません。ちなみにヒプノセラピーの権威であるワイス博士でさえも、自分で過去世を見られるようになるまでは練習が必要だったようです。ご希望の方には聞くだけでスムースに催眠に入れるための予習音声をお渡しすることもできます。
A4.自己暗示では自分でイメージを作り出し、そのイメージ通りに夢を実現できている自分の姿を思い描いて「自分はできる」などと思い込ませるという方法で自分に暗示をかけます。暗示療法は、その自己暗示を催眠状態の中で行います。催眠状態では顕在意識と潜在意識の壁が薄くなっています。この状態は論理的思考と無意識の壁が薄くなっている状態であり、催眠状態でありありとしたイメージを体験することは脳にとっては実際に体験したのと同じことになるのです。これが脳の特性であり、これを利用するのです。この感覚を体験すると、暗示がよりダイレクトに脳に刻み込まれます。これが暗示療法であり、一般的な自己暗示だけを行うよりも効果があるのです。ダイエット禁煙禁酒なりたい理想の状態になるこんなときに暗示療法は効果を発揮します。
A3.確かにすべての催眠は自己催眠です。訓練により人にかけてもらわなくても催眠状態に入ることができるようになります。なので瞑想を経験している方などは自己暗示や自己催眠もかけやすいようです。深い催眠の変性意識状態になっているクライアント(患者)さんは思考が低下していることがあるため、先導する役割を担う者としてヒプノセラピストが必要な場合があるのです。また、ただ不思議な体験をしたいというだけなら別ですが、深い癒しを得たい場合にはセラピストが寄り添い続け、その方の潜在意識が本来の力を発揮して過去を想起することを見守り、誘導することが必要なのです。もしも自身で前世療法や年齢退行療法をやってみて耐えられないほど辛くなったらすぐに止めれば良いだけです。セラピストが見守っている中であればより安全に止めることができるでしょう。いずれにしても潜在意識は自分をちゃんと守ってくれます。また、自身で催眠に入って無理しないためにも、セラピストがその方に準備ができているかを見極めながらセラピーを進めていくのです。
A2.正しい手法を使っていれば悪影響はありません。催眠はテレビでショーで面白おかしく扱われることがありますが、催眠状態になっても自分がしたくないことはしませんし、操られるわけでもありません。脳内の論理的思考を担当している顕在意識と感情や無意識を担当している潜在意識との間には壁がありますが、催眠状態で深くリラックスすると、この壁を一時的に通り抜けられる状態になります。これが催眠状態です。この状態では忘れていると思っていたはずの過去の記憶(過去世を含む)が思い出せます。また、自分がなりたいと思っている状態を催眠状態で思い浮かべると、脳が実際のことであると認識し、願望が実現しやすくなります。また、眠りから覚めない人がいないのと同様に催眠状態から抜けられなくなることもありません。また、前世療法中に死の場面を再体験するという過程があります。この過程は「今ここ」にある生の輝きをより豊かにするものです。また死への過剰な恐怖が薄れることで死生観が深みを増し、人生が豊かになります。
A.1.はい、どなたでも必ず入ることができます。すべての催眠は実は自己催眠です。セラピストが催眠に入りやすくするように誘導をしますので、安心してください。催眠に入ったという自覚がなくても催眠に入っているということは日常的に誰もが経験しています。こんな経験はありませんか?・テレビや映画・本に夢中になって時間の感覚が普段と違った⇨一種の催眠状態です。催眠状態では時間が短く感じます。実際の施術時間の半分程度にしか感じないこともあります。・睡眠から覚めたばかりの状態では夢を覚えている、覚醒するとすぐ忘れる⇨半覚醒状態は催眠状態と似ています。この半覚醒状態も暗示が入りやすい状態です。催眠には深さ(深度)があります。浅い催眠でも十分なヒプノセラピー、深い催眠が必要なヒプノセラピーなど、そのときの必要性に応じた深度の催眠誘導を行います。大切なことはリラックスすることです。構えず、セラピストに身を委ねてくだされば大丈夫です。
私は願望実現の手段として引き寄せの法則を正しく使い、大変な成果を得ることができました。引き寄せの法則は間違いなく存在します。引き寄せの法則は宇宙の法則ですが、ヒプノセラピーにおける催眠下での暗示は引き寄せの法則を超える願望実現力があります。願えば叶う、そんな単純なことなら誰でも願望を実現できていることでしょう。しかし、実際には引き寄せの法則を使っても結果が表れにくい場合があります。自分でも無意識のうちにアクセルとブレーキを同時に踏んでしまっていることに気が付かない状態がこれにあたります。そんなときはヒプノセラピーを利用して、脳の9割を占めている潜在意識を優位にある状態に誘導してから、願望が実現したときの感情・状況などを細やかにありありと疑似体験します。脳はそれを実際の体験とありありとした疑似体験を区別することができないという特性を持っているため、その特性を利用するのです。ヒプノセラピーの暗示療法のイメージは、ブレーキの原因を脳内からアンインストールし、アクセルとなるものをインストールするというとわかりやすいでしょう。この状態になると引き寄せの法則を発動しやすくなり、願望実現力が強まります。魂・人間の本質は「最善の状態」になろうという働きを持っています。自分の中に力が必ずあるのです。
日本の法律では医師以外の者が治療を行ってはならないと定められています。その意味ではヒプノセラピストは治療を施すことはできません。しかし催眠療法を代替医療として活用している医師もいらっしゃいます。萩原優先生(イーハトーヴクリニック院長)はこの分野で著名な方です。萩原先生は心があらゆる病気に大きな影響を与えているということを訴えています。心と体は一体であり、心の影響は必ず身体にあらわれるし、逆に身体の影響は心にあらわれるものです。なので心にアプローチすることで病気の進行を食い止めたり、軽減させたりすることができるというのです。人は病気になったり、治ったりします。ではなぜ治るのでしょうか?適切な治療・適切な薬・適切な手術によって治るのでしょうか?確かにそれらはとても大切なことでしょう。私自身も大きな病気を経験しましたし、手術も経験しています。そのときに病院で治療していなければ恐らく命を奪われていたことでしょう。また手術をしなければ今頃歩けなかったと思います。だから、もちろん適切な治療は必要です。でも、人間には本来、自分で病気を治す力(自己治癒力)が備わっています。ヒプノセラピーで病気を治療することはできませんが、自己治癒力を高めることはできます。西洋医学は統計的な証拠に基づいて根拠のある治療方法を確立しています。目に見えるものがすべての世界です。奇跡は認められません。しかし、実際には奇跡的な治癒や、症状の緩和はヒプノセラピーの現場で起きています。目に見えない世界を信じるか、信じないかの問題にとらわれることはとてももったいないことだと感じています。効果があるものに対しては「よくわからないけれど効果がある」と認めてその利益を享受する姿勢でも良いのではないでしょうか。
ヒプノセラピーは占いやリーディングとは違うので、人から何かを言って欲しいというタイプの方にはお勧めしません。もちろん、催眠状態で見たイメージが断片的で理解できない場合には、解釈をお手伝いすることもあります。でも基本的にはご自身の中にある魂の記憶が湧き出てくるのを、ご自身が感じてご自身が今後の人生の糧にするというものだと思ってください。奇跡が起きることもありますが、奇跡が起きるのを待つのではもったいないです。セラピーを受けた後でご自身が行動を起こすかどうかは個々の自由意志に委ねられています。せっかくセラピーを受けて「気付き」を得られても、ただ変化を待っているだけでは何も変わらないでしょう。地球は行動を起こさなければ何も始まらない星です。行動を起こせば、奇跡が起きる確率はゼロではないはずです。ヒプノセラピーは行動するきっかけを与えてくれます。人生が理想的なものとなるイメージを強く持てば、人生は変えられます。