コスモス自由が丘店 村松 佑樹です。
本日は咀嚼について書かせて頂きます。
本題に入る前にまずは消化と吸収を整理してから本題に入ります。
◆消化、吸収とは?
人は口から食べ物を食べます。食べたものをそのまま吸収できないので分解して最小単位(吸収できるかたち)にする過程を消化といいます。
3大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)は最小単位にならないと吸収できません。
例えば…
たんぱく質→アミノ酸など。
その最小単位になったものを体内に取り込むのが吸収です。
口から食べ物が入り胃や十二指腸の消化酵素による分解を経て小腸で吸収します。
口→胃→十二指腸→小腸(吸収)
これが大まかな消化、吸収の流れです。
ではここらから本日のテーマ咀嚼にはいります。
◆咀嚼が胃での消化を手助け
咀嚼をしっかりすることで口の中で食べ物が小さく細かくなる事で胃の負担が減ります。
胃では蠕動運動と攪拌運動により食べ物を粥状にして十二指腸に送ります。
【蠕動運動】
蠕動運動は食べ物と胃酸を混ぜます。
洗濯の洗いのようなイメージです。
洗濯物と洗剤を混ぜ合わせるように思っていただければ分かりやすいという思います。
この時に同じ重さを洗濯する場合大きいものを洗濯するよりも靴下などの小さいものを洗濯する方が洗剤がしっかりかかり洗濯機の動きもいいですよね!
胃も同じ事が言えます。
これ余談ですが食べすぎも消化に負担がかかります。
これも洗濯機をイメージして頂くとわかりやすいのですが、洗濯機に洋服を詰め込みすぎると洗濯機の動きが悪くなりますよね。
同じ事が胃の中でも起こっています。
ちなみに私はいつも詰め込み過ぎてしまうので洗濯機が悲鳴をあげています。
話を戻しますね。
【攪拌運動】
蠕動運動により食べ物と胃酸が混ざったものを攪拌運動で粥状にして十二指腸に送ります。
これも最初から食べ物が小さく細かければ時間が短くなります。
この事からよく噛んで食べ物の大きさを小さくする事で胃での消化が楽になります。
◆最後に
揚げ物やお肉やお魚などの脂質やたんぱく質は消化に時間と負担がかかります。
少しでも軽減するためによく噛んで食事をすることをオススメします!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。