愛犬のマロンの体調が悪く,動物病院に行きました。
あたりまえですが,
犬は,具体が悪そうだなと思っても教えてくれません。
本当にもどかしく,心配でした。
まだ子供が小さかった頃を思い出しました。
子供が話ができなかった頃も,
同じようにもどかしい思いをしていましたね。
動物病院の先生も,小児科の先生も,
言葉の通じない,コニュニケーションのとれない相手に,
診察されていることは,本当にすごいと思います。
言葉以外の,私には分からない方法で
コミュニケーションをとっているんでしょうか?
私には分からない能力で,
相手のことが理解できるのでしょうか?
テキパキと診察されて,
状態を説明してくれる獣医の先生を見ながら,
「飼い主に分からないのに,なぜそんなに分かるんですか?」
と思っていました(疑っているんじゃないですよ)^^
もしかしたら,確実にこうだとは分かっていないのかもしれません。
でも,把握した事実の中で,
知識と経験を動員して,
ろいろな可能性・リスクも考慮して,
クライアントを安心させ,納得させるコミュニケーションをとる能力。
これは,専門家と言われる人には欠かせない能力ですよね。
クライアント,今回でいえば私にとって,
病気を治してもらいたいこともありますが,
専門家に診てもらい,状況を説明してもらうことで,
安心したいということも重要なニーズですよね。
専門家の一人として考えました。
診察後,エサに混ぜて薬を与えたのですが,
薬をうまく除いて食べているのを見て,
子供が幼かったことを思い出しました(笑)