新学期に入って、今日からは冬休み気分を払拭して仕事に励まねば、と思っていたのだが。
たまたま今日は母の仕事が休み。
母の誕生日が近いこともあって、大阪で開催中の「ポンペイの輝き」展を訪れ、ついでに誕生日ランチを済ませてしまおうと画策。
子供を送り出しておいて、片付け、支度をして母と大阪に向かう。
「ポンペイの輝き」展の会場は天保山のサントリーミュージアム。
数年前に訪れたポンペイにとても感銘を受けた私。ポンペイ展も、当時の人々のアクセサリーや暮らしぶりなどを伝えていて素晴らしかったのだけど、やはり現地を訪れた時の、「さっきまでここで人が暮らしていたような息遣い」は伝わってこない。むしろ一昨年だったか放送された、「もう1つのポンペイ 発掘!ローマ皇帝最後の館」や、TBSの「古代ローマ幻の都市ポンペイはなぜ19時間で消えたのか」などの特集番組の方が、ポンペイでの生活やヴェズーピオ火山の噴火がもたらしたドラマをうまく再現していたと思う。もう一度観たいなあ、この番組。
出口のところに、ナポリ、ポンペイツアーの案内書が置いてあって、何気なく読んでいたら、「ラクレマ・クリスティ」というワインがポンペイの名産で…と書いてある。あれ、それ、昨日私が空けて飲んでたヤツだ、と思い、帰宅後に確認してみたら、たしかにラベルにはヴェズーピオ火山のイラストが。しかも輸入元はサントリーだし。なるほど。ちなみに「ラクレマ・クリスティ」とは、「キリストの涙」の意だとか。ポンペイとキリストとどういう関係があるのか。名前の由来を今度調べてみよう。
そのあとは大阪のヒルトンウエストにある、桃谷樓へ。
お昼のコースをオーダーしたが、予約のときに母の誕生祝でということを告げていたら、お祝いにデザートの後に、ふかふかの桃饅頭をサービスしてくれた。桃饅頭はあまり好きではない私だが、そのふかふか具合といい、甘すぎない漉し餡といい、とてもおいしかった。
最後に大阪大丸のリビングコーナーによったら、とっても可愛い掛け布団カバーとセットのピローケースが格安に。即買いして、今日は新しいカバーをかけて寝る。
ちょっとした幸せ。