さて、宇宙からみた地球の現代の様子をレポートします。

 

皆さん、本日の日経新聞の一面を読みましたか?

~教科書「脱ゆとり」で厚く~

という大見出しで始まるこの記事。デビットはとても違和感を感じました。

ゆとり教育が見直され、中学校の教科書のページ数が平均で11%増加したという記事です。

理科と数学に関しては、23%増加したそうです。ここまでよいと思いました。素晴らしいですよね。学ぶことは。

 

違和感を感じたのは、その後です。

「竹島」「尖閣諸島」は日本固有の領土だとすべての教科書に文部科学省が修正を入れました。

それに大して、韓国と中国の政府が、「強い憤慨」を表明したようです。その土地は我々のモノだと。

私は知恵のないナショナリストではありませんから、そんなことは「けしからん!」とは全く思いません。

 

そもそも、ある島や国土の所有権を国家が主張するのは、利権があるからです。

国益があるからです。いずれの島も漁業がさかんで、海産物や魚がたくさん取れて、儲かるからです。

この問題がずっとずっと発展していくと、国益を守る為、国家は武力を行使し、「戦争」という政治手段で解決しようとします。いつの時代も「戦争」の原因は、国土と石油などのエネルギーを自国の国益だけを守ることや国益のみを追求するからだと思います。「宗教」が原因になることは本当はないのではないでしょうか?

 

この星では、もともとあった大自然を誰が所有するのか?ということで、人間同士が命を奪い合います。

所有という概念が発明されてから、人類は自然との共存よりも、自己の利益を優先するようになりました。

そして、今も、世界中で戦争が絶えません。

 

限られた資源や土地を共に共有し、国家同士が共存する為には、やはり共通の目的が必要です。

それがない間は、決して、「領土問題」は解決しません。

 

宇宙から見ると、この星では、「領土問題」がとても大きな悲劇を生んでいるように見えるのです。

 

「領土問題」を解決していく為には、どうしたらよいのでしょうか?