村上龍の新作書き下ろし巨編 ~半島を出よ~ を読みましたか?
北朝鮮の特殊コマンド部隊9名が福岡ドームを占拠し、その後、後続部隊の5000人の兵士が福岡市を占領するという設定です。日本政府は福岡を閉鎖し、国連も福岡を国家として認めようとしている時に、福岡に住む特殊な犯罪暦を持つ少年達が一致団結して、北朝鮮部隊の本拠地である巨大ビルを爆破し、壊滅させるという小説です。
この小説を読んで思ったことは、今の日本政府にどれだけの国家運営能力が実際にあるのか?ということです。
北朝鮮が核燃料棒8000本の抽出に成功し、2005年9月か2006年3月には核実験も行うという記事が出ています。
拉致問題も含めて、北朝鮮の脅威に今後どのように対処していくのか?
日本はすでに実害を被っており、自国民を拉致されている。
独立国家としての、問題解決能力が問われている。
自分が総理だったら、どのような意思決定をするだろうか?
東アジアの平和と安定の為には、北朝鮮の問題は早期に解決したい。
解決の方向性は、短期的なものではなく、東アジアの中の日本の役割という、グランドデザインが必要だ。
彼らは、僕らをカモにしている。