本日は春分の日。
太陽の輝く日中と、夜の長さが同じになり
（と言われているが実際は、昼が少し長いようです）
真東から太陽が昇る。
牡羊座０度に太陽が移行し、
占星学的な1年のスタートが始まる。
今年の春分図は、
これから、来年の春分の日までの1年の運気を表している。
ほとんどの星が、ホロスコープの右側、
相手方に入るので、
自分たちにコントロールする術がないような配置。
マンデンホロスコープでいうと、
７ハウスの
対外関係、国際間の関係のハウス。
月も火星も木星も、土星も、冥王星も配置されることになり、
相手方に力がある状態。
外交関係によって、
自国の流れが決まる傾向。
私たちは、自分の「思い通り」の人生を生きています。
「どうせうまくいかない」という思いがあれば
邪魔の多い人生に。
「なんだか、いつも助けられている」という思いがあれば
どこか助けられる人生に。
どんな思いを持っているかを知る方法の一つ、
今、自分に起きている対人関係が教えてくれる。
「怒り」がいつも湧いてくるなら、
「怒らせてくれる」人が。
「不安」がいつも湧いてくるなら、
「不安」がらせてくれる人が、
いつも自分に「失望」しているなら、
自分を「失望」させてくれる人が・・・。
相手は、「あなたは自分のことをこうやって扱っていますよ」
ということを教えてくれる、ありがたい存在。
だから、常に自分を確認してみたい。
どんなことを口癖にしているのか？
どんなことを思っているのかを。
心の中で「常に思っている」ことは、
現実の世界で、その「思い」を味わうことが
起こる。
それは、「その思い」を確認して欲しいから。
この春分の日からは、
新しい自分をスタートさせることもできる。
まずは、
自分の「思い」には時に気をつけてみたい。
自分の思いで、自分を虐げている人。
それをやらなければいけないという、
頭で考えて
体を壊すまで、働いている人。
これをやらないとお金が入らないからと
無理やり、体も心もボロボロになるまで
合わない職場で働いている人。
こんなに頑張っている自分には、
労いの言葉もなく、
他の人とうまくコミュニケーションしなければと
嬉しくもない関係を続けている人。
まず「自分とコミュニケーション」取りましょう。
相手に気を使うのはその後でいい。
この人生で、一番長く付き合うのは「自分」だから。
誰よりも一番
「自分」のことを知って欲しい。
誰よりも
「自分」の好きなことを知って欲しい。
誰よりも
「自分」のことを労ってあげて欲しい。
こんなに不安がっている自分にまず寄り添ってほしい。
こんなに頑張っている「自分」を認めて欲しい。
自分のことを
おろそかにして、
誰か他の人と「うまく」やることを
うまいコミュニケーションだと勘違いしないでね。
まずは「自分」と語り合って欲しい。
その「自分」を知るツールというか
鏡として「相手」がいてくれるのだから。
そして、その鏡である「相手」が変わることを
「鏡」に向かって期待するよりも、
「自分」をよく見つめて、見直してみることを
おすすめする。
「自分」を安心させたり、労ったり、褒めてあげたり
その寄り添う姿勢は、
「鏡」に映る対人関係を変えてくれる。
本当は、深いところでは「知っている」
「自分」を大事に扱いたい。
「自分」と仲良くなりたい。
「自分」をもっと認めてあげたい。
なのに、
自分をいじめることに慣れてしまっている。
「素晴らしい存在なら、あの時どうしてうまくいかなかったの？」と言いたいから。
「素晴らしい存在なら、あの時あんなことをしてしまった自分はなんなの？」
と、ずっと反省していたいから。
「素晴らしい存在なら、素晴らしいことを起こしてよ」
逆ですね。
「素晴らしい存在」と認めた時から、
入ってくる情報も、見える世界も変わってくる。
その転換点の「春分の日」
覚醒のための扉が開いているうちに・・・
木星が、土星が、（土星は22日には水瓶座へと移行するよ）
そして、一番遅い動きの冥王星が
山羊座に滞在している2023年の末までに、
「自分」を抱きしめてあげよう。
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