占星学のおもしろいところは、運命の傾向、性格やおこる事件、おこる時期などが表されていることです。
出生の時間がわかっている人は、かなり正確にでてきます。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星がどのようなハウスに入っているのか?
どの惑星とどのようなアスペクト(角度)を組んでいるのか?
どのような惑星と、太陽を含めて、10惑星がどのようなアスペクト(角度)を描い
ていくのか?

そのような刻々と変化していく運命をリーディングしていきます。

最初、自分の性格や、おこる可能性のある出来事がわかった時には、かなりがっかりしました。
それは自分がそのように感じていたものであり、憧れていた性格とは違っていたからです。

自分の変化の時、試練の時を理解した時には、運命というのはかなり過酷だなと思いました。

それは、私の試練が、太陽がアアセンダントと0度というコンジャクションという角度を組んでいるために、惑星が絡んでくる時に、長く影響を受けるからです。
つらい角度が組んだ時には、しんどい時期が大きく来るということです。
それが、遅い進行の惑星、土星、天王星、海王星、冥王星がからんでくると、かなり痛い時期が、長く続くということになるからです。

それが、来るのがわかってからは、開運の方法というのを学んできました。
時期としては、運命の波は上り下がりはある訳ですから、その上り下がりを、なるべく上位の位置でおこるようにしたい・・・ということを望みました。
心電図のように0のポイントで上下を描くのではなく、0ポイントよりも上の位置で上下を描くのであれば、下がった状態でも0のポイントよりは上の状態で、最低の位置に最低の位置ポイントがくる・・・・これだったら、運命の上下があっても怖くない。

そのようなイメージで、開運を学んでいました。

いろいろ学んで、そして自分の運命でいろいろ体験してきて、やはり運命の傾向はその人の感情の持ち方やイメージの持ち方に最終的に支配されていく傾向を実感しました。

つまり、楽天的傾向(計画がないということではなく)の性格の人の方が、試練にあってもよい運命転換をしていく。
悲観的傾向の性格の人は、試練期の感情をそのまま引きずっていく傾向で、同じ状態にとどまりやすい傾向がある。
やはり、感情や、考え方、行動の仕方で、運命は変化していく・・・。

そして、元の出生の時のホロスコープから、読める本質的に持っている性格の傾向に戻ってきます。
太陽と月のアスペクトがどうなのか?
水星、金星、火星、木星、天王星、海王星、冥王星とのアスペクトはどうなのか?
そういった性格傾向で、試練の時期が来た時に、その人の試練の受け止め方、その後の考え方、その後の行動の仕方・・・・それがどのようになるかで、運命も傾向もまた、変化していきます。

未来の運命は100%ではないと言われる所以です。
宿命はある程度決まっているが、運命は自分で創っていく・・・と。
運命で、何かが起こる時期というのはかなり正確にわかります。
仕事が変わる時期、健康に負担がかかる時期、対人関係が変化する時期、お金に苦労する時期、脚光を浴びる時期、お金や人気に恵まれる時期、愛情に恵まれる時期などなど・・・。

その時期に、どのような感情、思考、イメージを持って進んでいくかで、その後の運命がまた、決まってくる・・・・。

自分の人生は、運命の流れの中で、刻々と創造されているのですね。

ちなみに単純に自分の性格を知る方法には、太陽星座、月の星座がどの星座に属しているかで、わかりますが、太陽と月がどのような状態であったかによってもわかります。

新月生まれは、そのまま、運命に自信を持ち、これからの人生に期待があります。
新月から、満月に向かっていく生まれの人も、運命には期待感があり、改革していく気持ちが強いです。
満月生まれは、自信満々、おおらかで、自分の欲望も大きなものに。
満月から、新月へと欠けていく月の生まれは、運命を受け入れていく、どちらかというと、受容性の強い性格になりやすい。


本当はもっと細かい月齢からの性格判断というものはありますが、単純に満月に向かう生まれの人は、ポジティブ傾向、満月~新月にかけては、ネガティブ傾向の方が多いです。

空の星々が自分の性格や運命傾向に影響されるなんて・・・というとらえ方ではなく、それを生かしていくでリーディング&カウンセリングしています。