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COSMO ECHO 通信

コスモエコーは1985年の筑波万博のボランティア通訳の方々が30年前に立ち上げた国際交流を目的とした団体です。

1月9日水曜日の夜、二の宮ハウスにて書道教室を行いました。

参加者は6名と少なめでしたが、皆さんとても真剣に書道に取り組んでいました。

初めに基本的な練習をしました。

そのあと自分の名前を漢字、カタカナ、ひらがなの3種類の書き方で練習しました。

そして、最後に四字熟語を描いて自分の名前を脇に添えて仕上げました。

たった1時間半の練習だったのに各々が素晴らしい作品に仕上げることができ、皆さんとても満足した表情でした。

 

On Wednesday, January 9th, we had a calligraphy workshop at Ninomiya House.

There were only six participants, but everyone was very serious about working on calligraphy.

They had a basic practice at the beginning.

After that, they practiced their name by writing three types of characters; kanji, katakana, and hiragana.

Finally, they drew a four-character idiom and finished it with their name aside.

It was only an hour and a half of practice, but each one was able to make a wonderful work, and everyone looked very satisfied by their beautiful works.

 

 

 

異文化交流

「アフリカでの生活を語る」・・・・佐藤幸子さん            

 

 

11月25日(日)午前10時半より土浦市三中地区公民館で異文化交流が行われました。参加者はエコーの会員16名、お話してくださったのは海外生活が長い5人のお子さんのお母様でもある佐藤幸子さん。大学卒業後は教師になる予定だった佐藤さんは日本以外での生活を体験したく、青年海外協力隊員としてホンジュラスで2年間活動し、その時に知り合ったご主人と結婚しその後、ご主人の仕事の関係でガーナで3年間、ケニアで4年間、タンザニアで2年3ヶ月間生活してきました。

ホンジュラスでの仕事は現地の女性たちの生活改善指導。現金収入が得られるように手芸品やパンの作り方をえたり、栄養指導などを行いました。ある村で日本から送られてきたミシンの使い方を教えた時、針、糸、布を買うお金などなく、何とか古着や不用品を集めてそれを売ってお金にしましょう」と提案したところ、自分たちの着ているものが新品ではなく古着だったとのこと。22歳の佐藤さんにとっては何不自由なく生きてきた日本とは別世界だったそうです。

 ケニアは特に貧富の差が激しく、高級住宅街の周辺には仕事を求め田舎から出てきた1万人以上もの人々が狭い地域にあふれかえっていました家庭内の秩序は乱れ生活の基本がありません子供たちの未来を変えるのは教育しかないと隣人の日本人牧師コイノニア教育センター立ち上げました。「コイノニア」とはギリシャ語で「愛し合い、分かち合う交わり」を意味します。そこでは子供の教育に加え、職業訓練や子育てなど家族の支援にも力を入れていました。その一環として、佐藤さんはホンジュラスでの経験を生かしケニアの母親たちへ洋裁を教えることとなりました。そこで出会った1人の母親の存在が今の活動につながっています。アル中の母親は息子の手を引いてゴミ集めをして生活していましたそんな環境で育った息子は学校へ通い始めた当初は盗み、嘘を繰り返していましたが、2,3年後には大きく変わり、母親は教育の大切さを知り、何としても働いて息子の学費をたいと思いました。読み、書き、算数ができない彼女の唯一できるものは編み物だったので、観光土産用のクリスマスツリーに挑戦し、皆が諦める中、毎日、毎日、熱心に聞いては作り続けました。1ヶ月後ツリーは完成し、外国人観光客に好評で母親は自分の力で息子の教育費を稼ぎました

 ケニアでの生活を終え、日本でアフリカの母親達が作った製品をバザーなどに出品する窓口として「おうちマルシェ」を始めて11回目を迎えます佐藤さんは、ある日アフリカから送られてきた製品の一つにあのクリスマスツリーを見つけました。本当に嬉しかったそうです。

 20代で経験した貴重な体験、その後の海外生活でのボランティア活動、帰国してからのケニアのスラムで暮らす子供や女性への支援、どれをとっても温かな愛情を感じました。

                                  


                

 

11月10日 土曜日 JICA筑波で折紙と書道のワークショップを行いました。

参加者10名でそれぞれチュニジア、アフガニスタン、リベリア、インド、ネパール、ブータン、アルバニアからの研修生と筑波大学留学生です。

伝統的な鶴と外国人に人気の着物のデザインの折紙を一緒に折り色紙に飾りました。

皆さん大切な家族へのお土産にしたいと言って折紙を選ぶ段階から随分と時間をかけて大切な作品に仕上げました。 一つ一つ折りながら心から喜んでくれている姿に感動しました。

書道のほうは基本の練習の後に好きな感じ一文字を大きく色紙に書き、自分の名前をカタカナで添えるという作品を仕上げました。 夢、友、愛、花などのお手本を用意してあったのですが「愛」の一文字を選ぶ方が多かったですね。文字としては一番難しいのですがきれいにかけてました。

10月3日水曜日につくば市の外国人研修者宿舎二の宮ハウスにて文化交流イベントのお手伝いをさせていただきました。
琴の演奏から始まり、茶道のデモンストレーションを見ていただきました。その後参加者は点ててもらったお抹茶と生菓子を頂きました。そして最後にそれぞれが自分で点てたお茶を干菓子と一緒に召し上がっていただきました。道具やお菓子、抹茶のこと、お琴についてなど沢山の質問が飛び交い日本文化に深く興味を持っていただけたようです。














8月29日水曜日にJICA筑波にて 

AsiaSeedさんの太平洋島諸国リーダー教育支援プログラムの市民文化交流のお手伝いをさせていただきました。

参加者の出身国はフィジー、パプアニューギニア、ミクロネシア、ツバル、バヌアツ、パラオ、マーシャル諸島、サモア、クック諸島、ナウル、ソロモン諸島、トンガの12カ国でそれぞれの国の代表としてこれから2年から2年半にわたって日本で防災、気候変動、環境、持続可能な開発、大洋・海洋問題、漁業、貿易・投資、観光、経済政策等のそれぞれが専門とする勉強のほかに日本語と日本文化を学ぶそうです。2年間の滞在を通して親日派知日派として日本との関係を深くとりもつ人材に育っていただくためのまず最初のイベントのお手伝いをさせていただいきました。今回のイベントで日本を好きになってもらえたら嬉しいです。


コスモエコーとしては折紙で朝顔と浴衣をあしらった壁掛けづくり教室を行いその後

外国人参加者18名に浴衣を着せて、体育館にて参加者全員で盆踊りを楽しみました。

折紙は苦労しましたが何とか皆作品を完成させることができました。

浴衣の着付けは特に男性陣には浴衣のサイズが小さめでしたがそれなりに似合って堂々と着こなしてました。

盆踊りの後は子供たちによるインタビューコーナーで子供たちも恥ずかしそうに質問をしながら交流を楽しんでいたようです。

外国人参加者からもハカとフラダンスのパフォーマンスを披露していただき大いに盛り上がりました。