楽しみにしていたハーゲンダッツのアイスを食べようと冷凍庫から取り出したら、なんか変。感触がふにゃっとしている。えはてなマークはてなマーク まさか・・・叫び

なんと11年半使用していた冷蔵庫が故障してしまったガクリ

 

ずいぶん前に究極のエコライフを送っている女性のテレビ番組を覚えていた。掃除機は使わずほうきやはたきで掃除し、冷蔵庫はなかったんだったか、大きな氷で冷やす昔スタイルの冷蔵庫を使っていたんだったか。記憶はうろ覚えだったんだけど、なんかいいなと思っていた。毎月の電気代が200~300円という生活を送っていたと思う。

 

これを機に冷蔵庫なしの生活も悪くないかもと一瞬考えたんだけど、手はすばやくPCPCで冷蔵庫を検索していた。故障してから届くまで1週間弱。近くにコンビニコンビニもあるしスーパーもあるし、特に問題ないだろうと思っていた。

 

会社の人にも「保管していた食材は無駄になっちゃったけど、意外に冷蔵庫なしでも生活できるかもよ」と言っていたのは初日のみ。早速その日の夜から困ることの連続ガーン

 

当然のことながら、「要冷蔵」の食品が一切買えない。仮に食材を買って料理しても食べきらないといけない。だって、保存できないんだもんえ

 

冷たいものが飲めない。ずーっと水道を出しっぱなしにして多少は冷たいかなーと感じられる水道水を飲む。食事時はそれでなんとかなるけど、ツラいのは風呂上り。火照った体を冷やすのに冷えた飲み物がないというのは本当にツラいうひゃあー

 

風呂上がりに飲めるように買っておいてもぬるくなっちゃうし、風呂上がりのどすっぴんで、夜中にコンビニコンビニやスーパーに行けないものー。店内明るいしね・・・うーん

 

たった1週間弱、日常が壊れただけでそこそこなストレスになった。当たり前にあると思っているものが無くなる現実。たかが冷蔵庫だけど本当に困ったうがっ

 

不便な生活を送って、5年前の震災で被災した方たちや熊本地震の被害にあった方のことを考えた。たった1週間冷蔵庫がないどころの話ではない。家族を亡くしたり、仕事や家を失ったり、そのストレスは計り知れないというのが、ほんの少しだけ理解できたような気がする。

 

でも被災地に思いを馳せることができたのは、冷蔵庫が届いて日常に戻って余裕が出てから。そして、きっとわたしはそんな日々を送ったこともすぐに忘却の彼方へ消えていくんだろうなぁ・・・