もうちょっと前回のつづき居酒屋やまふじの場面から。
詫間先生にさらにヒロミがお酒をすすめて、



どんどん飲んで下さい。
Drink your ( f        ).


答えは、full じゃやくてfill.
fillは「満たす」だから「お酒をつぐ」意味もありますが、
グラスに満ちている「お酒」自体を指す場合もあります。
「グラスのお酒を飲んで下さい。」ってこと。
ちなみに、お酒のお代わりは 
refill になります。

でも勧められたた詫間先生は、



「もうこれくらいにしておこう。」
That's (        )(        ) me.

 

これは日本語とは全く違う発想。
That's it for me.

itというのは日本語の「それ」では表しきれない独特の機能がある代名詞で、
その人が置かれている状況、やろうとしていること、いいたいことをズバッと一語で表す代名詞です。

「やったね!」
You made it!
「(あなたのしようとしていること=It)を(成し遂げたmade)ということですね。」

「ぐずぐずするな。」
Get with it!
(今の状況)itに(おくれず一緒に) with ついてこい)
ってことですね。映画の一番最初の場面で使われてた表現です。

That's it! (それだ!)

「それが私がいいたかったこと(=it)だ!」
「それが求めていた答え(=it)だ!」
といった場合に大変よく使われる表現です。

この場合は、
That's it. it=「私が今日はこれだと思うお酒の量」って感じでしょう。