今回は居酒屋やまふじの茶川こきおろし場面が終わって、
たばこ屋の新しもの好き店主、キンさんが自転車で留められず突進。
鈴木オートのろくちゃんにようやく止めてもらい、



「これがいうこと聞かなくて」
It seems to have a (          )  of its own.


答えは、
It seems to have a mind of its own.
mindは「精神」と訳されることが多い語ですが、heartが「感じる」心に対して、「考え、判断する」頭脳の側面が強い語です。

It (自転車)が「自分のmindで判断して」動いてるみたい
→「言うこと聞かなくて」となるわけでしょう。

さて、ろくちゃんにブレーキの甘いのを直してもらって、
鈴木オートの奥さんに「やめといたほうが」と言われて、


「サイクリングは今流行のレジャーなんだから。こんなもんすぐにおぼえるよ。」
Recriational cycling is all the ( r        ).  I'll get the ( h       ) of this thing.

ヒントは怒り、嵐などの「すごい勢い」を表す語と「つるす」の動詞です。

答えは、
Recriational cycling is all the rage.  I'll get the hang of this thing.

His body shook with rage (体が怒りで震えた。)
the rage of the storm (嵐の猛威)

といった意味で使われる語なので、all the rage 「ものすごい勢いで大流行」ってこと。

hangは「ハンガー」でわかるように「つるす」が主な意味ですが
The child hung on his mother's arm.(子供は母親の手にしっかりしがみついていた。)と、しっかりぶらさがるイメージから、「つかむ」意味にも使えるので、

get the hang of it 「つかみ方」=「あつかい方」が分かった

となったんでしょう。これはけっこう聞く表現。