今回からは5大前置詞 at, to, for, in, on を。中心のイメージから意味の広がりを考えていきましょう。まず
at は「一点集中」
①「数字」の一点集中
スピードメータで、針が数字の1点を指すのをイメージして下さい
The car was running at 60 kilometers. (車は60キロで走っている)
I got up at 5 o'clock (私は5時に起きた。)
I started to drive at the age of 25. (25才で車の運転を始めた。)
at best 一番よくても、せいぜい、at worst 最悪でも、at least 少なくとも
と、最上級の前にatが来るのも、「その一点」のイメージから
②「気持」の一点集中
対象に、「気持」を向けて何かに取り組むイメージです。
He is at work.(仕事に気持を向けて→働いている)
They are at table. (テーブルの料理に気持を向けて→食事中)
She is at Waseda University. (学校につきものの前置詞はatですが、単に場所の一点ではなく、そこで勉強に気持を向けているイメージがあります。彼女は早稲田大学の学生だ。
I attended the meeting at his request.(彼の要求に応じて会議に出た。要求に気持を向けて)で
They laughed at me. ( 彼らは私のことを笑った。彼に気持を集中)
I was surprised at the news.(私はその知らせに驚いた。の気持の原因のatもニュースに気持が集中して→驚いた の流れです。)
I was at a loss what to do.(私はどうしていいかわからなかった。は、気持を向けてもloss何もない→どうしていいかわからない。となります。)
③「一点集中」できまるat
The boss decides everything at will.(社長は何でも思うままに決めてしまう。)
すべて決定は彼の意思(will)に集中
と、atは大きく3つの「集中」で整理