前回は、「名詞」もどんどん「動詞」にできるっていうことでしたが、今回はさらに「名詞」以外だって「動詞」に使えるお話です。

 その前に、ちょうど昨日見たDVDで見た「名詞」→「動詞」でおっ、と思ったのをもう一つ。

 

 Trumboっていう、アメリカの「赤狩り」、共産主義者と思われる人間を、映画人も含めてどんどん弾圧しちゃった時期のおはなしですが、「自分もブラックリストにいれらてる。」さて3語でどうでしょう。

   They blacklisted me. 

 なんと簡単!

 今日は名詞以外を見ていきますが、まず自分が「これはいけるだろうなと思ってやっぱり使えたのが、「OK出したよ。」

 

  I OKed it.

 結構一般的な使い方で、耳にもします。approve , accept, grant などはそれぞれニュアンスも違ってきますが、動詞のOKは結構守備範囲が広く、使い勝手がいいです。

  最近使ったのでは、アメリカ人の先生と話していて、

" I don't like sitting on the cold toilet beside our staff room in winter. " " Oh, it's not washletted yet. "
(「冬に僕らの教員室の脇にある冷たいトイレに座るのやなんだけど。」「え、まだウォシュレットなってないの?」)
                                  
ま、ウォシュレットは製品名なので、" shower-toiletted " だったのかもしれませんが。とにかくこれもO.K.。

 次は、「労働条件( our working conditin )をよくしなければ。」

improve で全然いいんですが、「よりよく」するんだから、 We have to.... どうでしょう?

 We have to better our working condition.

「よりよい」そのまんま動詞

 

 「わたしのこと『だんなさま』なんて言わなくていいんだよ。」
 

You don't have to...... あと2語。

  You don't have to sir me.

 「お、ここまでやる!」と今でも覚えてるのが、映画「天使にラブソングを2」だったと思いますが、主人公の女の子が母親に何か言われる度に、" But mom......" 「でもかあさん....。」って言い訳するのに切れた母親が、「二度と『でも母さん』なんて言うんじゃない!」

 Never......さて?

Never ' but mom ' me again !

ですって。文そのまま動詞にしちゃってます。

こういった使い方も英語ならではですが、では、なんでそれぞれ、「あ、ここでは動詞。」って分かるんでしょう? 実は簡単なことなんですが、英語の根本にもかかわることです。

種明かしは次回!