『叶力(かのうりょく)』
目に見えないものは一切信じない人がいる。
しかし、
「愛」も、「おかげさま」も、「幸せ」も、
目には見えないが確かに存在している。
大事なことは、
「愛」や「おかげさま」や「幸せ」という現象があるのではなく、
それを感じる自分がいる、ということ。
人は、辛いことや悲しいこと困難なことが自分に起きたとき、
つい、グチや泣き言をいってしまうことが多い。
それは、きれいな桜の木を見ずに、
散った花びらしか見ていないのと同じこと。
本当は、ないものを数えるのではなく、
いまあるものに感謝することが大事なのに、
そのことに気づかない。
そして、
みな生かされていることに気づくこと。
「人間の成長とは、
見えないものがだんだん見えてくること」
年を重ねれば重ねるほど、
見えないものがだんだん見えてくる人生でありたい。