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「悪意の無い正論」について・・・
Nさんブログより。病理医さんの書からです。
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『人間関係はだいたい「正論」で成り立っています。
私は正論が大嫌いです。
正論ほど冷たいものはないからです。
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人が誰かをけなしたり悪口を言うときは、
必ず正論を言います。
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ふだん口下手で人前でしゃべるのが苦手な人間でも
悪口となるとびっくりするほど立派な正論を吐く。
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理路整然と、それはもう見事な正論です。
面白いですね。
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ただし、もっと困るのは、
悪意のない正論です。
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言っている本人は善意なのです。
相手のためを思って正しいことを言っている。
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学校の先生がそうだし、親もそうですね。
結婚したら奥さんがそうかもしれないし、
病気になれば医者がそうです。
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もちろん正論が悪いわけではありません。
相手のために言わなければならないこともある。
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しかし、正しさには容赦がない。
それを忘れると危険です。
とくに相手が弱っているときほどそうです。』
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そして、一番困るのは・・
「悪意のある正論」ですねw
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最近、
正論モンスターという言葉が言われることがあります。
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「正論」というと正しい意見で、
正論を話すことは良いことのように思えますが、
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その場の状況を考えず、
いつも正論ばかりぶつける人は、周りから煙たがられます。
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仕事の進行の妨げになることも多く、
正論ばかり言って周り迷惑をかける人は
「正論モンスター」と呼ばれます。
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あなたの周りに正論モンスターがいると、
正直面倒くさいですよね。(笑
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