.
子供の頃は、誰もがすぐ泣いた。
とりわけ赤ちゃんは、泣くのが仕事といわれるくらいよく泣く。
しかし、大人になるにつれ、泣くことは少なくなってくる。
.
感じる心という「感性」が豊かでないと、
泣くことはできない。
子供の頃持っていた純粋な感性のまわりに、
びっしりとコケのような鎧(よろい)ができてしまう。
その鎧が、「大人(男)は泣くもんじゃない」とか、
「人前で涙を見せてはいけない」、
「大声で泣くのは気恥ずかしい」
というような、社会の規範や周りの目。
.
感動が極限に達した状態を、「感極まる」という。
人は、感極まったとき、「グッ」ときて涙が流れる。
.
映画でも、テレビでも小説でも…
時には、周りの目を気にせず、感動の涙を流したい。
『涙のキキメ』マガジンハウス
☆☆☆
.
ローズクォーツをじっと見つめたとき
涙を流す人がいます。
その涙は流すべき涙であり
理由のわからない思考を
切り離すためなんだろう。
自分を愛するために
自信を取り戻すために
自信を取り戻どし、
愛を受け取ることの喜び、自尊心、
自分を愛することの大切さを思い出すために。
(泣き虫cosmoより)