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【小さなことこそが「運」を動かしている】
山崎拓巳氏の心に響く言葉より…
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何か、自分にとって「良いことをもたらしてくれるもの」というのは、
案外、ちょっとしたことがキッカケになっていることのほうが多いもの。
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「そういえば、あのときの“あの一言”があったからだよなぁ」とか、
「誰かに言うほどじゃないけど、あのことを続けてたからかな」といった具合に、
良いことの元をたどると、
それは案外とても“小さなこと”に行きついたりしませんか?
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たとえば「あの一言が余計だった」というように、良くない出来事や結果も、
実は全部が悪いのでなく「ほんの小さなこと」がそうさせてしまっているわけです。
日常で起こる、とても小さなことこそが「運」を動かしている…。
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『強運』の持ち主は、決まって小さなことを大切にしています。
そして、そういう人は「人に好かれる」ことも多い。
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なぜなのかな?
と観察してみると、周りの人の『ちょっとした変化』にすぐ気づいているのです。
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「あれ?髪切ったの?」
「新しいカバン?かわいいね!」
などと、自然に気づいてそのまま声をかけたり、笑顔を見せたりする。
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でもそれが、すっごく大事。
小さなことだから、気づいてもらえると相手も嬉しいし、
そういう人のことは気にかけてもらった側も好意的に感じます。
すると『いい話』も自然に入ってきます。
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これって不思議なことでも何でもなくて、
考えてみれば当たり前なんですよね。
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どうしても私たちは、
目の前の出来事や結果のほうに目を向けがち。
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それが、大きな成功や大きな失敗であればあるほど、
余計にその大きさのほうばかりを見てしまうので、
その出来事や原因の『ほんとうに大切な小さなこと』
を見落としてしまうのでしょう。
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そう考えるのは、
僕自身が大きなことを叶えるのが苦手だからです。
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目の前に、どーんと「はい、これ動かしてね」と
巨大な岩を置かれたら「うわ、苦しい!」と思ってしまうようなタイプです。
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でも、小さな石なら1個ずつでも運んでいけるし、
片付いていくのが目に見えてわかるから気持ちがいい。
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巨大な石は、うんうんうなってもビクともしないですが、
小さな石なら自分で好きなように動かせます。
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実はこれ、『運』も同じなんです。
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大きな成功をもたらしてくれて小さな心配や悩みなんて吹き飛ばしてくれる、
強くて大きな『強運』も、いきなりどーんと現れたりしません。
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