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朝起きて、ベッドから降りる前に
「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう……」
と、100回言ったとします。
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すると脳は、
「不安定な状態」になります。
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「ありがとう」を言いたくなるような現象が
起きているわけではないのに、
「どうして『ありがとう』なのか」がわからないからです。
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そして、
合理的な理由や説明がないと不安定になって、
「ありがとう」の理由を探そうとします。
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「天気がよくて、嬉しい」「朝ご飯がおいしそうで、嬉しい」
「お味噌汁に豆腐が入っていて、嬉しい」と、目にするものに対して、
「ありがとう探し」をはじめます。
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どうやら、
先に「ありがとう」を100個言っておくと、
「ありがとう」の現象がないのに、
現象を一所懸命探そうとするようです。
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脳は、先に口にした言葉に対して、不条理・不合理を認めず、
合理的な事実に当てはめて解釈しようとする働きがあります。
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先に「ありがとう」と言ってしまうと、
その瞬間から、脳は「ありがとう」を
探しはじめるようにできているようです。
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起きてから1時間たって、100個「ありがとう」を見つけたら、
もう一度、「ありがとう」を100個言ってみる。
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すると脳はまた不安定になって、
「個の現象」を探しはじめます。
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反対に、朝起きたときに、
「つらい」「悲しい」「苦しい」「つまらない」「嫌だ」
と20回言ったとします。
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すると脳は、
今度も合理的な理由を探しはじめます。
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「どうして今日は雲ひとつないんだ。暑くてしかたがないじゃないか」
「頼んでもいないのに、朝ご飯が用意されている」
「お味噌汁の具はどうして豆腐なんだ。ワカメのほうがいい」と、
あらゆるものに、「つらい」「悲しい」「苦しい」「つまらない」「嫌だ」
の原因探しがはじまります。
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「ありがとう」と言いたくなるような現象が起きていなくても、
まず、「ありがとう」を言う。
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すると、「ありがとう」を言った数だけ、
「ありがとう」の原因を探し出すことになります。
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ということは、1日中「ありがとう」と言っていれば、
脳はずっと「ありがとう探し」をするわけですから、
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「ありがとう」に満ちあふれながら
1日を終えることができるでしょう。
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(人''▽｀)ありがとう☆
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そうういうことなんですね・・
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ありがとう
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cosmo
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