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自分の心にある思いを、
他人がどう受け取るかはわからない。
蓋を開けてみせるまでは
わからないのだ。
そしてひとたび蓋を開け、
それを覗き込んだときに
生まれる他人の思いを
目のあたりにしたとき、
自分自身の心のなかも、
それにつられて
変わってしまうかもしれない。
あなたが、本心を
伝えることが出来ない友人なら、
あなたにとって、
それだけの存在でしかないということでしょ、と。
もちろん、遠慮せず、
相手の許容量を超えたことを
何でも言うというのも問題ありだが、
本当の友達とは何か、
という物差しだけは間違ってはいけないと思う。
友だちの振りをするために、
いっしょに群がっていることが、
何の役に立つかは分からないが、
ほどなくして、
その人との友だち関係は、
変わってくるはずだ。
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つまり、
本当の友だちに進化するか、
どうでもいい関係だったと気づいて、
お互いに離れていくか。
そのいずれかしか、
ありえないように思う。
若い頃には、ちょっとの間、
友だちの振りに耐えられるかもしれない。
けれど、年を重ねてしまえば、
「振り」をする時間が
もったいなく感じ始める。
だったら、最初から、
友だちの振りなど
しないほうがいいのだ。
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最後は、これなのかな・・
本当の友達とならば、
注意すべきことは、直接伝えるべし。
そして、直接、その過ちを責めるなら、
影では、その良いところを褒めるべし。
そう