いやなことは私が | 楽しく行こうよ♪

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【いやなことは私が】
東京純心女子学園理事長、高野澄子氏の心に響く言葉より…


毎日をいきいきと過ごすための方法を知っていますか。
簡単です。

いやなことをすればいいのです。


「いやなことをする」と言っても、

人が不快になったり傷ついたりするようなことをしましょう、

ということではありませんよ。

 

 


誰もが「いやだな」とか「やりたくないな」

ということを我先に喜んで行うのです!

 



「マリアさま いやなことは私が よろこんで」
これが私たちの学校の標語で、校内にも数か所にその言葉が掲げられています。


江角先生は、まさにこの言葉を実践される方でした。
先生は、学校でもトイレや溝を率先して掃除されていました。

 


トイレ掃除も溝掃除も、

人のやりたがらないことというのは、

たいてい臭いし汚いし面倒なことです。

 

 


でも、汚いと気づいて何もしないより、

掃除すればきれいになるし、気持ちがいいでしょう。

 


周りもそうでしょうし、

たとえ気づいてもらえなくても、

自分がすっきりするでしょう。


掃除だけではありません。
好まないことや避けてしまいたいことを進んで行う。

 


「いやだ」という気持ちが起こっても、

「これくらいはやろう」と自分に言い聞かせる。

そうして、「いやなこと」をやるとき、

どうやら不思議な力が湧いてくるようです。
 

 


もちろん、いやいやでは駄目ですよ。
喜んでやることが大切です。

 


初めは喜んでできないかもしれませんが、

そうするように意識しているうちに、できるようになるのです。

 

 


だいたい、やってみないで判断しないでください。

やってみたら、そんなにいやでないかもしれないし、

あとそれが役に立つことだってあるかもしれません。
 

 


まずは些細(ささい)なことから始めましょう。

店でパンや果物を買うときに、

「できるだけ大きいのを」とか「形のきれなものを」

と選り好みをするのをやめてみる。

 

 


紙屑が落ちているのを見つけたら拾う。
使ったあとの洗面台をさっと拭く。

 

 


どんな小さなことでもいいから、

気づいたら「私が」と思って行動しましょう。


いやなことをするのは「愛の業」だと江角先生は言われました。
人を愛し、大切にしたいなら、言葉だけでは不十分です。
人を喜ばせることを考え、行いましょう。
 

 


毎日の中に自分のやりたいことが見出せなくても、

人のやらないこと、やりたがらないことを見つけたら、

それをやってしまえばいいのです。

 

 

 


そう考えると、実行できることはいっぱいあるでしょう。
あらあら、忙しくなりそうですね。