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蓮(はす)の花は、にごった泥の中でしか咲かない。
人も同じで、幾多の失敗や試練をくぐりぬけ、
泥水をかぶって生きてきた人ほど、
真の強さがあり、深い人間味(にんげんみ)という花を
咲かせることができる。
キズのあるリンゴの方が旨い、ということだ。
深みがあるというのは、
振幅のおおきさが大きいということ。
成功と失敗の落差、
幸福と不幸の落差、
楽しさと悲しさの落差…
落差が大きければ大きいほど、
人生というドラマは盛り上がる。
そして、人は、
それらを乗り越えるたびに、
深い魅力的な人間となる。
深くて魅力ある人でありたい。