目の前にいる人へのサービス精神で、
つい社交辞令を口にすることがありませんか。
「今度ぜひ、飲みに行きましょう」とか
「誰それを紹介しますよ」とか。
・・・などなど。
そのときは「この人を喜ばせたい」
「この人のためにできることをしてあげたい」
という気持ちで言うのですが、
あとになると、つい忙しさにまぎれて忘れてしまったり、
なかなか約束が果たせなかったりして
結果として うそをついたことになってしまいます。
相手も社交辞令として受け取っていれば
その場限りの話で済んでしまうでしょうが、
言葉を真に受けて、
期待してくれている可能性もあります。
なかなか機会がつくれなくても、
相手は 「きっと忙しくて時間がないのだろう」
と理解してくださるでしょうが、
内心はがっかりしているかもしれません。
「あの人は口ばかりなんだから」と
不快になる人もいるでしょう。
せっかくよい出会いをしても、
人間関係はそうした小さなことから崩れていきます。
自戒も込めて言えば、
言葉に「心がない」ということです。
人に対して言葉を発するときは、
言行一致でなくてはなりません。
言葉と行動を一致させるということは
自分の言葉に責任をもつということです。
その場しのぎの聞き心地のよい言葉で相手を喜ばせても、
人間関係を深めることにはなりません。
それどころか、
自分の評判を落とすことになってしまいます。
心ある・・責任を持てる!
そんな言葉遣いをしていきたいものです。
そう・・ 言葉に心の色を