花のように、生きる。 | 楽しく行こうよ♪

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『花のように、生きる。』

   

二人の若い禅僧の話がある。

   
あるとき、
二人の禅僧が川を渡ろうと岸に来た時、
一人の若い女性が向う岸に渡れなくて困っていた。

   

すると見かねた一人の禅僧が、さっさと女性を背負い、
向う岸に渡って下ろし、
何事もなかったようにまた歩き始めた。

   

その一部始終を見ていたもう一人の禅僧が、
「お前は修業中の身として、
女性を背負ったりして恥ずかしくないのか」となじった。

   
すると、女性を助けた禅僧は、
「お前はまだあの女性を背負っているのか」と答えたという。

   

   

「放下著(ほうげしゃく)」という禅語がある。

   
こだわりを捨ててしまえ、放り投げろということだ。

   
我々は、色々なものを後生大事に抱え込んでしまう。

   
「こだわり」「しがらみ」「嫉妬(しっと)」
「妬(ねた)み」「恨(うら)み」「怒り」「憎しみ」…。

   

   

「今泣いたカラスがもう笑う」という言葉がある。

   
子どもは、
泣いていても、面白いことがあれば、
すぐに機嫌を直して笑う。

   
子どもはこだわりがないから、
大人のようにうじうじと前の感情を引きずらない。

   

子どものようなしなやかな感性を取り戻したい。

 

 

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