視(み)れども見えず | 楽しく行こうよ♪

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『プロの条件』致知出版社

中国の四書五経の一つ、「大学」の中にこんな一節がある。


心ここに在(あ)らざれば

視(み)れども見えず

聴(き)けども聞こえず

食(く)らいてその味を知らず


心がふわふわして、うわの空の状態のときは、
どんなに素晴らしいモノを見ても目に入らないし、
どんなにいい話であっても耳に入らないし、
どんなに美味しい料理であってもそれを味わって食べることができない。

つまり、そこに価値を見出すことができない。


同じモノを見ても、ある人はそれに大きく感動し、
大きなヒントを得て成功するが、
逆になんの感動もなく通り過ぎてしまう人もいる。
 

むしろ、無感動で見逃す人が大半だ。


世の成功者の大半は、
どんな仕事であろうと、そこに他の人と違う、
何らかの大きな価値を見出すことができる人。

目の前の仕事の中に、
大きな価値を見つけ出せる人でありたい。