手の届かないような大きな夢を語ることが
成功の第一歩だという人がいる。
なるほど、
それで成功する人がいるかもしれない。
しかし、
大方の人は、夢は掛け声だけに終わり、
少しも前進せずに終わる。
自分の欲望を満たし快楽を得るだけの夢なら、
それが大きければ大きいほど、
それを聞かされた人は白ける。
それなら、
「勝手にお好きなようにどうぞ」、
と距離を置くしかない。
「自分の楽しみのためなんでしょ」、
と。
人から笑われるくらいの、
ささやかで小さな夢は、
誰もが応援したくなる。
謙虚で、地に足がついているからだ。
一歩一歩コツコツと、
小さな努力を重ねたい。