「あたりまえ」なんてない | 楽しく行こうよ♪

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「あたりまえ」なんてない

 

 

 

地元の病院で、母マミーは子宮頸ガンと診断された。
マミー58歳、娘のあたしは26歳だった。


離婚してから女手ひとつであたしを育ててくれた。
我慢強くて、頑張り屋さんで、誰よりもやさしかった。
そのやさしさゆえに文句ひとつ言わなかったマミー。


あたしは、そのやさしさに甘えてばかりいたと思う。


マミーが入院して「ただいま」を言う相手がいなくなった。

 


部屋が暗くて、寒かった。
お風呂も沸いてないし、温かいご飯もない。


すべて、マミーがしてくれてたこと。

あたりまえだと思っていたこと、
あたりまえなんかじゃなかった。

 

放射線と抗がん剤治療でつらいはずなのに、
それでもあたしのことを気遣ってくれたマミー。

 

 


入退院を繰り返しているうちに、
一緒に買い物に行けるとか、
外食して残さず食べられるとか、

そんな些細なことがうれしいと、
思えるようになっていた。

 


そして、およそ2年の闘病の末、

マミーはこの世を去った……。

 

 

いま、家族と疎遠になってしまっている
同年代の人達に伝えたい。


お父さん、お母さんがいることは
あたりまえじゃないから。


病気になってからじゃ、
やれること減ってしまうから。


亡くなってからじゃ、できること、
ほとんどないから。

 


いまある「しあわせ」を大切にして。

いつ、別れても悔いの残らない毎日を過ごして欲しい。

 

(こころの辞典より)

 

☆★☆

 

そう・・

今を大切に生きるしかない。


今から始まる未来を見据えて。。


(コスモ)

***


生きているだけで凄いこと。


今、胸の奥

心臓が鼓動を打つことを

改めで感じ合おう。


(おかん)