「がんばれ」という言葉で励まされて、
立ち直る人もたくさんいる。
だから、すべての「がんばれ」が悪いわけじゃない。
とはいえ、その言葉が、ときに悪いほうに
作用することもあると知っておくことが大事だと思う。
少なくても「がんばれ」と
「がんばっているね」という
言葉の差に気がつくだけで、
救われる人が出てくる。
「がんばっているね」という言葉は、
自分のことを認めてくれる言葉、魔法の言葉なんだ。
病気に苦しむ人にとって、受け止めてもらうことはすごく大事。
「つらかった」とポロリと弱音をはいたとき、主治医が
「つらかったでしょう、よくがんばってきましたね」
なんて言ってくれたら、生きる力がわいてくる。
ストレスをためないために大切なのは、がんばりすぎないこと。
病気にならないためにも、病気に打ち克つためにも、そして、
人生で幸せをつかむためにも、さあ、まずは肩の力を
抜くことからはじめよう。
<ことば探し>