人の望みだとか、努力とか、献身とか、
そういうものをどれだけ積み重ねても
届かない場所というものが
どこか天の高いところにあって、
そこで決まってしまったことは、
人がいくら残酷だと恨んだところで
ひっくり返るような
種類のものではなくて...
けれど、求めて、求めて、なお求めて、
身体と心が限界と思っている
頂きすらも越えたそのときにふっと
手が届いてしまう瞬間があるのだ。
ふだんの日々の中では決して
たどり着けない、何かに。
それこそ「神様」としか
言いようのない、何かに。
望み通りになることなんて、
この世にほんのちょっとしかない。
でもきっと、
ほんのちょっとなら、ある。
(村山由佳)
ほんのちょっとでも
あるのなら
そこに向かって行きたい。
奇跡って
そうやって頑張ったときに起こるんだ。
(コスモ)
