良寛さんは、
「和顔愛語(わがんあいご)」を
モットーにして生きていました。
.
和顔とは、
穏やかで和やかな顔を言います。
.
そして愛語は
「言葉を愛する」ということ。
.
自分の口から出てくる言葉は、全部
.
「人に対する温かい贈り物でありたい」
「人を安らげるものでありたい」
「励まし、力づけるものでありたい」
.
と常に思っている方でした。
.
そして、
「言葉は無尽蔵にある。たくさんの人に
.
使っても使い切ることはない」
と言っています。
.
常に自分の口から出てくる言葉が、
喜ばれる言葉であり、
.
「嬉しい」「楽しい」と言い、
人を温め、励まし、
勇気づける言葉にしていく。
.
すると、
周りの人から「明るい人」「楽しい人」と
思われて、
たくさんのよき仲間に囲まれていくことでしょう。
.
☆
.
全ての発する言葉が、
「温かく、安らぎ、励まし、力づける」
ことは無理にしても、
.
少なくても、
「人が気持ちを閉ざすような言葉」
「人をイライラさせる言葉」
「人をがっくりさせ、やる気を失わせる言葉」
.
そんな言葉は、
使うまい、言うまいと思いました。