病理医のNさんのブログ記事からです。
・・・・・☆★☆
『人間関係はだいたい「正論」で成り立っています。
私は正論が大嫌いです。
正論ほど冷たいものはないからです。
人が誰かをけなしたり悪口を言うときは、
必ず正論を言います。
ふだん口下手で人前でしゃべるのが苦手な人間でも
悪口となるとびっくりするほど立派な正論を吐く。
理路整然と、
それはもう見事な正論です。面白いですね。
ただし、もっと困るのは、悪意のない正論です。
言っている本人は善意なのです。
相手のためを思って正しいことを言っている。
学校の先生がそうだし、親もそうですね。
結婚したら奥さんがそうかもしれないし、
病気になれば医者がそうです。
もちろん正論が悪いわけではありません。
相手のために言わなければならないこともある。
しかし、正しさには容赦がない。
それを忘れると危険です。
とくに相手が弱っているときほどそうです。』
・・・・・☆★☆
正論が悪いわけではないですが
悪意のない正しい言葉でも、
相手の心はは傷つきます。
自分の思いから発する言葉だけではなく
相手のことを少しでも心から思った言葉であれば
言わなくて良い言葉・正論も多くあるはず。
.
言葉の裏側・・
そこにあるのはなに?
