現在では、
「要領のよい人は、今までの態度をすぐ変えて、主義も思想も捨ててしまう。」
という、いずれかといえば悪口に近い使い方をされている。
しかし本来は、
「優れた人間は、過ちは直ちに改め、速やかによい方向に向かう。」
という評価の言葉である。
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立派な人は自分の言動の間違いに気づいたとき・・・
人の考えを受け入れて、柔軟に対応します。
誰にでも、間違いもあるし、思い違いもする。
そんな時に、意地を張り自分の意見を通したりはしない。
間違いを素直に認めて、また進んだらいい。
相対する言葉があります。
「小人革面」
一度出した意見や言葉は、引っ込めない。
体裁や対面を気にして認めることをしない。
言い訳をして、言葉を濁して認めず
弱さを隠したりする・・・。
このままだと、いつまでも先に進めないし・・・
変化も向上もしません。
人は自分から変わろうとしない限り変わらない。
変わるわけないやん。。。
間違いを認めることが恥ずかしい事だとは思いません。
しっかり改めて知識を増やした方が・・
立派な人だと思います。
「君子豹変 小人革面」
この言葉にとらわれるのではなく・・・
自分らしく・・・そして素直に・・・
自分を認めるように、人も認めたらいい。
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「君子は豹変す。小人(しょうじん)は面(めん)を革(あらた)む。」
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豹変・・・光と影
