『断機の戒め』・・・「列女伝」より♪
目標、目的、ゴールを定めて、
やり始めたことがあったら、
それを途中でやめてしまっては
何の意味もない、
しっかりと最後までやり遂げることが
大切です。
そんなことを示している言葉です。
この言葉は、孟子と母親の逸話から
きているそうです。
孟子が、学問を修めるのを途中でやめて
家に戻ってきてしまったときに、
母親が、織っていた機の織物を
断ち切ってしまうという行為をしたのをみて
孟子が驚いて理由を母親にたずねたところ
母親は、”あなたが学問を途中でやめるのは、
わたしが織物を切ってしまうことと
同じことなのです”と答えたそうです。
切ってしまった織物は、織物としての価値は
なくなってしまいます。
途中でやめてしまっては、役にたたないものにしか
ならないということを、母親は孟子にわかって欲しかったので
そのような行為をとってみせたのでした。
孟子は、自分が学問を途中でやめてしまったことを
深く反省して、再び学問を修めるために
努力をしたということです。
中途半端は、価値がないという戒めを指した言葉と
して使われている言葉ということですね。
学問に限らず・・
なんでもそうですよね^^
確かに途中で嫌になったり・・・
泣き言を言いたくなったり・・・
めんどくさくなったり・・・
そんな時も多いにあるでしょう。
でもっ それでもっ
歯を食いしばって、続けましょう。
始めたからには、最後までしっかりやり通す・・・
そんな覚悟を持ってほしいです。
でっかい でっかい 満足感が
そこにありますよ。