・・・虎渓三笑・・・♪ | 楽しく行こうよ♪

楽しく行こうよ♪

人が好き! 人に優しく♪ 自分にすこし優しく♪

中国故事を久々に・・・紹介しますね。

・・・虎渓三笑・・・ こけい さんしょう

会話がはずみ、思わず時の経つのも忘れ・・・
また自分の居場所さえも忘れるほどの楽しい話をして
夢中になることです。


中国の東晋の時代(317~417)・・・
廬山にある東林寺で慧遠(えおん。334生~416没)
という名前のお坊さんが隠居していました。
慧遠は隠居したからには俗世間とは関わりを持たないようにしようと思って、
ふもとを流れる虎渓を越えないと固く誓いました。

ある日、慧遠の友人である陶淵明と陸修静が遊びに来ました。
楽しい時間が過ぎて、とうとう2人が帰る時間になりました。
そして、慧遠は虎渓にかかる橋の手前まで見送ることにしました。
3人は楽しく話をしながら、山を下りました。
あまりにも話がはずんだので、
3人が気づいた時には虎渓の橋を渡っていました。
3人とも大笑いしました。

・・・虎渓三笑・・・という言葉は、こうして生まれました。

現代においても、必要不可欠なことですね。

仕事上の問題・家庭の問題・・・等々・・・
悩みや問題が、数多くあります。
そんな時にも、なんでも話せる人がほしいですね。

楽しいことばかりでなく、辛いこと悲しいことも話せる・・・。
そんな友人が一人でもいてくれたなら・・・
心強いですね。

一人で思い悩んでも解決が出来ない時もあります。
こころの病にかからないためにも・・・
なんでも話せる友達を持ちましょう。

そして、自身が話せるようにならないとだめですけど・・・
恥ずかしいとか、カッコ悪いとか・・・
そんな思いは持たないで下さい。

自分をさらけ出さなければ・・・
相手は何も聞いてくれません。

リアルの世界でも、ネットの世界でも同じこと。

一人で悩むな!
となりをみてごらん。。。
いるでしょ・・・心友。