ニッパー犬 | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

今日は畑ネタも乏しいので五十路の断捨離 第二弾を

 

ニッパー犬

 

一度は電気店などでロゴマークやこの置物を見た事が有る方も居るかと思いますが 蓄音機に耳を傾けてるビクター犬とかとも言われてるワンコ

 

これの出会いは20代 当時G-SHOCKを一緒に集めてた先輩が「なんかこれが欲しくてコンポ買ったら付けてくれるって言うから」とNetも無い時代どこで調べたのかニッパー犬の由来を熱く語ってくれた

自分も高校の頃バラコンポにハマってたのでそれがビクターのキャラクター犬ってのは知ってたんだけど そんな置物が欲しくてステレオを買ってきた先輩の男気と言うか悪魔の囁きに耳を傾けてしまったというか

丁度その頃ビクター70周年の企画でニッパー犬グッズが買えたので先輩に自分の分も買ってもらったり 当時まだ付き合ってた妻もターゲットがワンコってのも有ったのか一緒にグッズを探すようになり あんなのがこんなのがと次第に面白くなりコレクターアイテムのひとつとなって

ただこの陶器に関してはお隣産のお土産品や非正規の模造とかも多かったが適当に見つけると買ってたので同じ物など一時期数だけは持ってたが Netで調べられるようになった頃には同時に形や付属物でいつの販売物や懸賞品だとかと解るようになってたのと長男が生まれた事で家を片付ける命令が出たので 小さいジッポや記念テレカ少しと陶器はお気に入りの3体だけ残し一度はまとめて処分した

 

ただコレクターの悲しい情というか その後もリサイクル店や青空フリマなどで見つけるとグッズ的なのはブレーキが効いたがこの陶器だけは連れて帰りたくなり 同じ物でなければと自分に言い訳しまた少しずつ増え

でも結局 昔残したの以外は価値も情も薄いのでそれだけ残し断捨離しようかと

 

 

おまけ話になるがコレクターには価値ウンヌンの前に幾らお金を積まれても手放せない その人にしか解らない価値の物ってのが有ったりする

一番最初の出会いだったり苦労して譲り受けたとかの物語がついてればなおさらだが ニッパーの中にもそんなのがひとつ有る

 
通称ベルトネームと言われる物で余り無い物だがレアだからという意味ではない
 
自分の父はカラオケの教師をしてるが その仲間がビクターの歌謡大会で優勝した時に贈呈された物を自分が譲り受けた
手元に来るまで何年かかったとかの苦労話は語るに値しないが 頂いた人にとっては思い入れの品だったのに集めているという好意だけで結局は無料で頂いたのでそれを売って手放すって情に反する事は出来ないからこれだけはニッパー君の物語のよう自分がこの世から去るまでそばに居てもらうつもり