最後の1部屋と1枚 | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

天気晴れ

 

1日1室終いの敷目天井貼り替え工事も最後の1室

特にネタも無くきたんだけど

この部屋のみ天井裏へ潜れる押入れとかが無く

最後のラミ天と廻り縁の釘打ちが理論上不可能

 

まぁ良くある話で今までの部屋が天井裏へ潜れる押入れが有り貼り終いの釘打ち出来た方が奇跡だったのかもしれない

 

ではこんな時 どうしてるのかってのを俺流で

でも賛否有りそうなんで 観終わったら 忘れて下さい(笑)

 

 

まず ラミ天の切り落としでGJQ GJを準備

ちなみにGJQ GJとは 現場で・作る治具・の略

静岡人は 面倒くさいね (笑)

 

天井下地の軸をラミ天厚より少し下げ気味で固定

さらに都合の良い位にパッキン等を挟みそこへ写真のようラミ天の切り落としを桟へ 

都合の良い位ってのはこんな感じにラミ天の切り落としが板バネのようになるくらいの事

ちなみに自分はこのやり方を やじろべいと呼んでいる

何でも名前付ける 面倒くさいね 静岡人 (笑)

 

そしたら最後のラミ天を差して 行って来い

 

ラミ天の貼り始めと終いは切り落としになるのでやじろべいが押さえてるとはいえ押せば持ち上がり隙間が開く
 
そこへGJを入れ引っ掛け
叩いて最後のラミ天の実を入れる
 
寄せきったらラミ天をまた持ち上げ
ボンド注入 
もうお解りかと思いますが やじろべいがバネのようラミ天を押さえてくれ廻り縁と接着され釘終いしないで固定出来るというわけ
 
廻り縁とラミ天の精度が良ければボンド付けてそっと置いても一緒なんだけど やっぱ少しでも押してくれてるのとは仕上がりがちょっと違うからね。
 
もう一つ下地探しの どこ太 でやる方法もあるんだけど そっちは次回にでも