ドバミミズの保管
去年の実体験からだが 8月に入ると うなぎ釣りの餌に使うドバミミズが採れなくなってくる
色々ほかの餌も試してきたが やっぱ日本人は白米 うなぎ釣りにはドバ 定番として持って行きたい
ならばと暇な時に採って置いて 釣行の際必要分だけ持って行けるよう保管することにしたが これが普通のシマミミズのようにはいかなく結構難しい
ミミズと聞くとジメジメ湿った堆肥や畑の野菜が落ちた生ゴミなどがあるようなとこに居る印象だがそれは細いシマミミズ
ドバは湿りに弱く 雨日が続くと苦しくて土の中から地上に出て そのまま★になってる光景をみる
だからといって乾いた所も苦手なようで デカイくせに貧弱な奴だ。
少ない経験上だが 保管について抑えておきたいポイントは
*保管中のドバの中へ新たに採取してきたドバを入れない
*保管中の大きいドバから釣行へ持っていく
*多湿土を好まないため 箱は空気層を儲け 温度変化が少ないところで保管
*釣行の際や腐葉土の交換の時 ★になってたり弱ってるドバは箱から外す
*欲張らないで箱サイズに有った数を保管する
そんな事を頭に入れて頂き興味のある方は以下を見ていってほしい。
適当な衣装ケースを用意 同じ体積なら 底が深く開口が狭い箱より 底が浅く開口が広い物の方が適切かと思う
脱走と鳥などに喰われないように 木枠で蓋を作り 空気が通るように上面はプラアミ ちなみにダイソーの園芸品今回この200円しか使ってない
しかも ウナギシーズンが終わったら ここにカブトムシのメスでも入れて 卵でも生んでくれれば1年通してこの箱で遊べるかと 頭の片隅に置いて作ってみた。
お見苦しい仕上がりだが廃物利用なんでお許しを。
サイド部も空気口を空けプラアミをホットボンドで接着
サイドの穴は余り開けすぎると腐葉土の乾きが早くなってしまうので無難な感じで
ミミズの排泄物などで底面が湿らないよう細めのキリで穴を開けまくり 箱の準備はこれでOK
餌となる物は腐葉土が一般的で 自分も初めは採取場所の土や腐葉土を使っていたが すぐにベトベトになってしまうので 山でドバ採取時に同じ場所で拾ってきた落ち葉を強制発酵
クワガタの幼虫マットを作る原理と一緒だが面倒なので時間を掛けないよう黒いポリバケツに落ち葉と添加剤を混ぜ湿らし蓋をして外で数日日向置き
夏場なので中の温度はかなり上がり出来は悪いが早く発酵する おまけに落ち葉に付いてくる変な虫もたまらず死んでしまうので一石二鳥である
これに隠し味として クワガタ飼育で使い古したマットを混ぜれば 美味しい?腐葉土と言うより腐葉葉の出来上がり
葉っぱ状なので空気層もそこそこでき去年腐葉土で保管してたよりドバの持ちも遥かに良いので このやり方を今年は通してる
ドバが気に入らない腐葉土だったり 数を入れすぎて密集しすぎると 居心地が悪く表面へドバが出てきて脱走を試みたりするので少し観察してみると良いだろう
ちなみにこの箱の中は100匹以上入ってると思うが居心地は悪くなさそうだし入れてから半月ほど経ってるがピンピンしてる
1釣行に30匹は持ってくので当然減ってくるが一番やってはいけないのが 中途ドバ追加
必ずケース内のドバを使い切ってから新しく捕獲してきたドバを入れること
どうしても長期保存が出来ないので古いドバが死んでしまうと それにつられ死亡率が急に上がるように思ったからだ。 腐葉土もミミズの死臭で臭くなってしまうのを避けるためでもある。
ではドバの数が無い時に川のコンディションが良い日は連日釣りに行けないのか?
長期保管してたドバの出番がなさそうな場合は ただ見殺すのか?
話がそれてしまったが
置き場所は屋根があり風通しのよい外の材料置き場に置いている
底面を必ず持ち上げて置くこと
途中加水はしないが1週間もすると腐葉葉がかなり減るので頃合をみて半分出し新しい材を加水し足す
このドバ食後の腐葉土は次はカブトムシの幼虫の餌にするので取っておく
戦後の人みたいだが いらんような物でも徹底的に利用し遊ぶ それがオレ流
実はドバ保管箱はもう一つ形違いの物で採取場所の腐葉土と混ぜ物で試しているが ドバは辛うじて生きてる感じで弱々しく生存率も2週間が限界 今はとても紹介できないがネタとしては面白いので もう少しからかってみる。
こんな感じで保管も全くの手放しではないが
全ては 何時来るか解らない日没から3時間勝負するためだけの準備
それにしても 雨 降らんなぁ~