うなぎスタイル3 | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

今回は ポイント編


自分はガキの頃からこのホーム川で遊んできた。

ウグイ専門だった小学生の頃
ここで会った鯉師のおじさんに
ポイントについて教えを頂いた。

「鯉を釣りたければ カケアガリを狙え」

小学生の自分には衝撃的な一言だった
カケアガリの意味も解らぬガキに
おじさんは地面に絵を描き 砂で場景を作り
なぜ"”ソコ"なのかの理由 見つける方法を
手取り足とり教えてくれた。

ポイントの重要性を知り
ただ遠くに飛ばせば釣れると思ってたガキの釣果が
その日以降 変わった事は 言うまでもない


初めてうなぎ釣りをしたときは狙った。
自分の中で カケアガリはブッコミ釣りの基本だから
でも釣れるのはコイやフナ ウグイ・・・
暗くなれば少しおとなしくなるが
代わりにナマズが少し釣れた程度に終わる。

悔しくてネットで うなぎ釣りの事 習性 捕食餌などを調べた
子供のさかな図鑑も引っ張り出し全てを頭に入れて
自分が うなぎになってみた

日中は泥の中や 余り流れの強くないテトラ帯
ゴミ溜まりの障害物の下などに潜み
暗くなると餌を求めて外出 捕食へ向かう
大好きなのは 泥臭さ
雨後の濁り水はスイッチが入ってしまう。
人間で言う焼鳥屋の前の煙の臭いってとこか?
余り泳ぎが得意ではない僕は急流は好まないが
好物の小魚やエビはそんな所の岩陰に居たりする
石の下などを追っかけまわし お腹が一杯になったら
その勢いで上流へ上ったり
居心地の良い我が家をまた探す。。。

では うなぎを釣るのには どこを狙えば?
自然に答えが出てくる。

夜、隠れ家から餌を捕食に向かう道筋
食べる餌を考えれば捕食するポイントも限られてる
そこに ドバミミズをブッこんで 待ち伏せる


捕食ポイントとして例えば↑こんな所
写真1枚目の上流部
川虫にカニや川エビ 小さなベイトも居る
鮎や渓流釣りの方が入れ替わるポイント
これより先は石がゴロゴロの荒瀬
うなぎも登るだろうがブッコミ釣りは不可能

ここへは1竿の2連針を仕込む
ただナマズも同じような習性
ナマズ9にうなぎ1割程度の釣果だが
「またナマズか・・・」と思わず
「ナマズが居るなら次こそウナギ」と
ポジティブな気持ち?で挑む 

では上の捕食ポイントに向かうには
下流部の流れの緩いテトラ帯や
ゴミ溜まりに隠れてると仮定すれば
↑ここを通らなければならない
幸い川幅がグッと狭くなってる場所が有る 
奥は流れの早い深場だが5mほど手前にカケアガリがあり
そこから手前にかけ 急に浅くなる
最初は反対岸の深場に落とし
10分置きくらいに2mほど撒いては寄せてくる
川幅が狭い分確率も良い
深場 浅場 カケアガリ共 釣果は有ったが
カケアガリ付近は鯉などもターゲットになってしまうので
逆に無視して早送りする。
何年もやって覚えた鯉のポイントをあえて外す事で
出来るだけ餌取りの外道をよけターゲットを絞る。
大雨後は奥の深場は激流になるのでカケアガリ手前のみ
うなぎもさすがにあの流れは避けるので
浅瀬側の狭い範囲をピンポイントで狙える
スイッチが入ってるウナギに 狭いポイント
当然釣果も上がる。

と まぁ こんな 妄想釣りをしています。


もし自分が鯉釣りに悩むガキに会ったら こう教える

基本 車は道路を走る 
道の無い公園の真ん中にガソリンスタンドを作って
魅力的なバイトの姉ちゃん雇っても
誰もガソリンを入れには 来ない

でも俺のうなぎ釣りは そこを狙う!


次回は・・・  まだやるのかよ!



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