昨日の続き
カーちゃんが 設計図のようなものよこした。

カーちゃんの職場の同僚の女性の方から頼まれたらしい
でも 製作の依頼ではなかった
材料は工事で余った いらないベニアとかで
設計図の物が作れるくらいの大きさの材料だけ欲しい。
そう ハンドメイドで作る らしい
2品はブーツ入れと ペットのねこちゃんの寝所
破材のまま渡すと大量になってしまうため
寸法だけはカットしたが 後は設計図通り
棚板は前框を付けた方が強度がとか
ここはもう少し長い方が 猫ちゃんがとか有ったが
あえて おせっかいは やめといた。

一応、ガムテープで仮組し 組み立てできることを確認
適当にビスや釘も付けて バラバラで お渡し
お正月休みに トントン DIYしてください。
ここからは 話繋がりの脳ガキ話◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
カーちゃんの職場の同僚なら もっとマシな物もお渡しというか製作もできたが あえて年末掃除で処分してしまうような物を差し上げた。
自分には必要なくても あまり立派な物を渡すと気を使い 2度と頼まれなくなってしまう事が多々あった事と こんな理由がある。
新築現場の前を登校してく小学生が土曜に2人やってきた
産廃BOXに入ってた木片を 「おじちゃん ちょうだい」
なんか作るらしい
一握り釘をやると 石を使って 「僕の方が上手いだの 大きいだの」2人で何やら工作
でも帰った後 作ってた物は 産廃BOXの中に戻されてた。
どうも 本立てのようだった。
ところが 次の土曜も2人で来て「おじちゃ~ん」 また工作開始
現場を遊び場にされて 何かあっても困るってのもあったが
ここで俺は 余分な事をしてしまう。
そう 材料カットして 作り方も伝授 半分組み立てもやって とっとと 帰ってもらった。
子供は喜んで作った物を持って帰ったが それ以来 来なくなった。
自分もそうだが
何かを作る→上手くいかない→考える→行動する→少し良くなる→喜び→また考える→また作る→→→
最後は作り上げた喜びと満足感 わき上がる次の妄想とやればできるという自信
他人が見て「なんだこれ~」って言われても 結果売ってる物の方が値段も安く 仕上がりが良くっても
これだけは やった人にしか解らない 世界に一つの自分オリジナル
親切だと思ってやったことが 結果
考え 夢を見て 作る喜びや 楽しさを感じることを 奪ってしまったように思う。
人から預かってる現場ってのもあり 大人の都合でやってはしまったが あと数回勝手にやらせてたら 自分の力作を持って帰ったかなぁと思うと 悔やむ
自分のような職業に限らず 幼少期の思い出が 将来自分の職に反映することはよくあるという
[病気がちだったから看護婦さん]
[働く車が好きでクレーンオペレーター]
[車好きな父を見て自動車整備士] など
小学生の将来なりたい職業ベスト10に大工さんってのか毎回あるらしいけど
そんな人が 子供の憧れや夢 奪って どーするよ 情けない
良かれと思っても おせっかいは ほどほどがイイのかも